にげ‐もうけ【逃げ設け】
逃げる用意。「もとより—してはなんのよからうぞ」〈平家・一一〉
逃(に)げを打(う)・つ
逃げるための用意をする。責任の追及などを逃れようと手段を講じる。逃げを張る。「万一の場合に備えて—・つ」
のが・れる【逃れる/遁れる】
[動ラ下一][文]のが・る[ラ下二] 1 危険や不快を避けて遠くに身を置く。「俗世を—・れる」「難を—・れる」 2 自分にとって好ましくない状態になるのを回避する。「責任を—・れる」「罪を—・れ...
のり‐にげ【乗(り)逃げ】
[名](スル) 1 乗った乗り物の代金を払わないで逃げること。「タクシーを—する」 2 他人の乗り物を盗んで、それに乗って逃げること。「自転車を—された」
はい‐ぼう【敗亡】
[名](スル) 1 戦いに負けて滅びること。また、負けて逃げること。「国が—する」 2 戦いに負けて死ぬこと。「敵の—滅尽其の数を知らず」〈独歩・愛弟通信〉
はい‐ぼく【敗北】
[名](スル) 1 戦いに負けること。「ライバルとの決戦に—する」⇔勝利。 2 戦いに負けて逃げること。敗走。「みなもって—せずといふ事なし」〈平家・五〉
はだし【跣/裸足/跣足】
《「肌足(はだあし)」の音変化》 1 足に何も履かないこと。また、その足。「—で歩く」《季 夏》 2 《はだしで逃げる意から》その道の専門家もかなわないほどであること。「玄人(くろうと)—の演技...
はんにんぞうとくとう‐ざい【犯人蔵匿等罪】
罰金刑以上の罪の被疑者や拘禁中に逃走した者を、場所を提供してかくまったり(蔵匿)、逃げるのを助けたり(隠避(いんぴ))する罪。刑法第103条が禁じ、2年以下の懲役または20万円以下の罰金に処せら...
ばっく・れる
[動ラ下一]《「しらばくれる」の変化》 1 素知らぬ顔をする。とぼける。 2 俗に、逃げる。さぼる。「午後の授業、—・れるか」
ば・れる
[動ラ下一] 1 秘密や隠し事などが露見する。発覚する。「うそが—・れる」「正体が—・れる」 2 釣り針にかかった魚が途中で逃げる。「水面近くで—・れる」 3 相談などが、まとまらずに破れる。「...