すくも‐わん【宿毛湾】
四国南西部、豊後(ぶんご)水道南東部にある湾。愛媛県南部の西海(にしうみ)半島と高知県南西部の大月(おおつき)半島に挟まれてらっぱ状に開いたリアス式の湾で、カキ・ハマチ・真珠の養殖が盛ん。湾口南...
すみれ‐さいしん【菫細辛】
スミレ科の多年草。北海道南部と本州日本海側の多雪地方の林下に生える。雪解けのころ群がって芽を出し、葉の広がる前に淡紫色の花を咲かせる。葉は心臓形で、ウスバサイシンに似るのでこの名がある。
たるまえ‐さん【樽前山】
北海道南西部、支笏(しこつ)湖の南東、苫小牧市と千歳市との境にある火山。標高1041メートル。明治42年(1909)の大爆発で火口丘に高さ約130メートルの溶岩円頂丘が一夜で再生した。
だいせんげん‐だけ【大千軒岳】
北海道南西部、松前半島にある山。標高1072メートル。山頂からは、函館山、奥尻島、津軽海峡などが一望できる。お花畑が見られることでも有名。
だて【伊達】
北海道南西部、内浦湾に面する市。もと中心部は紋鼈(もんべつ)といった。明治初年に伊達支藩の亘理(わたり)藩の藩主と家臣団が入植し、その旧邸は現在、開拓記念館。野菜栽培が盛ん。平成18年(2006...
ちきゅう‐みさき【地球岬】
《「チキウ岬」とも書く》北海道南西部、室蘭市にある岬。太平洋に臨み、岬の周辺は断崖が10数キロメートル続く景勝地。
ちぐさ‐がい【千種貝】
ニシキウズガイ科の巻き貝。浅海の海藻の上にすむ。貝殻は円錐形で殻高2センチくらい。殻表は滑らかで、色彩は個体により鮮紅色・緑褐色など変化に富む。北海道南部から南に分布。
ち‐だい【血鯛】
タイ科の海水魚。全長約35センチ。体形・体色ともマダイによく似るが、頭部の傾斜が急で、尾びれ末端が黒くなく、えらぶた後縁が濃赤色。秋に産卵する。北海道南部から南に分布。美味。はなだい。
ちとせ【千歳】
北海道南西部の市。札幌市の南東に位置し、新千歳空港がある。交通の要地。人口9.8万(2024)。
ちょうかい‐かざんたい【鳥海火山帯】
北海道南西海上の渡島(おしま)大島から東北地方日本海側の岩木山・鳥海山・月山を経て新潟県中東部の守門(すもん)岳・浅草岳に至る火山帯。