すけ‐ごう【助郷】
江戸時代、宿駅常備の人馬が不足する場合、その補充のために宿駅近隣の村々に課された夫役(ぶやく)。また、それを課された郷村。定助郷・代助郷などがある。
せん‐きょう【仙境/仙郷】
仙人が住むという所。また、俗界を離れた静かで清浄な土地。仙界。
そくじつ‐きごう【即日帰郷】
旧軍隊で、入隊した者が、病気などのために、即日郷里に帰されること。
そむいてこきょう【背いて故郷】
志水辰夫のハードボイルド小説。昭和60年(1985)刊。翌年、第39回日本推理作家協会賞および第4回日本冒険小説協会大賞受賞。「飢えて狼」「裂けて海峡」に続く3部作の最終作。
た‐きょう【他郷】
故郷でないよその土地。
たまつくり‐おんせんきょう【玉造温泉郷】
宮城県大崎市北西部にある温泉地。鬼首(おにこうべ)温泉郷と鳴子温泉郷とに分かれる。
だい‐すけごう【代助郷】
江戸時代、定(じょう)助郷村が災害などのため役(えき)負担を免除された際、その分の負担を課せられた村。
とうげん‐きょう【桃源郷】
《陶淵明「桃花源記」に描かれている桃林に囲まれた平和で豊かな別天地から》俗界を離れた別世界。仙境。理想郷。
とうごう【東郷】
姓氏の一。 [補説]「東郷」姓の人物東郷茂徳(とうごうしげのり)東郷青児(とうごうせいじ)東郷平八郎(とうごうへいはちろう)
とくやまどうすけのききょう【徳山道助の帰郷】
柏原兵三の短編小説。年老いて故郷に戻った元軍人の余生を描く。昭和42年(1967)発表。同年、第58回芥川賞受賞。