だいほうおん‐じ【大報恩寺】
京都市上京区にある真言宗智山派の寺。山号は瑞応山。承久3年(1221)義空の開創。初め倶舎・天台・真言の三宗兼学で、江戸時代に真言宗となった。本堂は国宝。釈迦如来・十大弟子・六観音などの諸像は鎌...
だいぼだい‐じ【大菩提寺】
インド北東部、ビハール州の仏教の聖地ブッダガヤにある寺院。紀元前3世紀頃にアショカ王が建立した寺院を起源とし、5、6世紀頃に高さ52メートルの石造の大塔が建てられた。釈迦(しゃか)が6年間の苦行...
だんどく‐せん【檀特山】
《(梵)Daṇḍakaの音写》北インドのガンダーラ地方にあり、釈迦(しゃか)の前身、須大拏(しゅたぬ)太子が菩薩(ぼさつ)の修行をしたという山。悉達(しった)太子が苦行した山とする俗説もある。弾...
ちおん‐じ【知恩寺】
京都市左京区にある浄土宗四大本山の一。山号は長徳山。円仁の開創といわれ、上賀茂神社の神宮寺だったが、法然の弟子源智が法然の御影堂を建立し改称した。元弘元年(1331)悪疫流行の際、後醍醐天皇の勅...
ちくじょう‐げどう【竹杖外道】
釈迦(しゃか)十弟子中、神通第一とされた目犍連(もくけんれん)を竹の杖で打ち殺したという異教の行者。
チャウッタージー‐パゴダ【Chaukhtat Kyi Pagoda】
ミャンマーの旧首都ヤンゴンにある仏教寺院。市街中心部に位置する。全長70メートルの巨大な寝釈迦仏があり、足裏には仏教の宇宙観を表した108個の絵が描かれている。チャウッタジーパヤー。
ティワンカ‐ピリマゲ【Tivanka pilimage】
スリランカ中部の古都ポロンナルワにある仏教寺院。13世紀の建立。南インドの侵略を受けて廃墟になった都を再興するため、パラクラマブフ3世が建てたとされる。内部には、釈迦にまつわる説話などを描いた美...
てんじく‐ぼだいじゅ【天竺菩提樹】
クワ科の常緑高木。高さ6〜20メートル。葉は卵円形で先が細長く伸び、花・果実はイチジクに似る。インドの原産で、この木の下で釈迦が悟りを得たといわれる。インド菩提樹。
てんじょうてんげ‐ゆいがどくそん【天上天下唯我独尊】
我は世界のうちで最もすぐれた者であるの意。釈迦が誕生するとすぐに、四方に七歩歩み、右手で天を指し、左手で地を指して唱えたといわれる詩句。誕生偈(げ)。
デガルドルワ‐じいん【デガルドルワ寺院】
《Degaldoruwa Temple》スリランカ中部の都市キャンディの郊外にある仏教寺院。18世紀後半、キャンディ王朝キルティ=スリ=ラジャシンハの時代に創建された寺院。石窟内にジャータカ(釈...