ご‐し【五師】
1 釈迦(しゃか)入滅後、仏法を伝えた五人の師。迦葉(かしょう)・阿難陀・末田地(までんじ)・商那和修(しょうなわしゅう)・優婆毱多(うばきくた)の五人。 2 5種の僧。経師・律師・論師・法師・...
ごじ‐きょう【五時教】
釈迦(しゃか)が1代の50年間に説いた教法を5期に分類した称。中国天台宗の祖智顗(ちぎ)が説いたもので、華厳(けごん)時・鹿苑(ろくおん)時・方等(ほうどう)時・般若(はんにゃ)時・法華涅槃(ほ...
ごじ‐はっきょう【五時八教】
天台宗で、釈迦(しゃか)1代の説法に対する教相判釈(きょうそうはんじゃく)。説法年時により5期に分けた五時と、教え導く方法の上から立てた化儀(けぎ)の四教、導かれる側の能力に応じた教えの内容の上...
ごじゅうに‐るい【五十二類】
釈迦(しゃか)入滅のとき、集まって悲しんだという52種類の生き物。人間をはじめ鳥獣虫魚など。
ごひゃく‐じんでんごう【五百塵点劫】
仏語。計り知れないほどの長い時間。釈迦が仏となってから長い年月が過ぎたことを示す。五百塵点。
ごひゃく‐らかん【五百羅漢】
釈迦入滅後の第1回の経典結集(けつじゅう)、および第4回結集のときに集まったという500人の聖者。また、その像。五百阿羅漢。
ご‐ぶつ【後仏】
弥勒(みろく)菩薩のこと。釈迦(しゃか)入滅ののち、56億7000万年後に世に現れるという。
ご‐み【五味】
1 5種の味覚。物の味の5種。甘さ・酸(す)っぱさ・辛(から)さ・苦(にが)さ・鹹(しおから)さ。 2 大般涅槃(だいはつねはん)経に説く、牛乳を精製して順次に生ずる五つの味。乳味・酪味・生酥(...
さい‐たん【再誕】
一度死んだ者が、形を変えて再びこの世に生まれること。また、そのもの。生まれかわり。再生。「釈迦の—」
さい‐とう【西塔】
東西両塔のうち西にある塔。
比叡山延暦寺の三塔の一。根本中堂の西北方の地域で、釈迦堂(しゃかどう)を中心にした堂塔の総称。