まこういんきょう【磨光韻鏡】
江戸中期の音韻書。2巻。文雄(もんのう)著。延享元年(1744)刊。中国の音韻図「韻鏡」の研究書で、その構成原理を校訂図示し、使用法と音韻一般を解説したもの。
マジック‐ぼうえんきょう【MAGIC望遠鏡】
《major atmospheric gamma-Ray imaging Cherenkov telescope》カナリア諸島、ラパルマ島のロケ‐デ‐ロス‐ムチャーチョス天文台に設置されたチェレ...
ますかがみ【増鏡】
南北朝時代の歴史物語。17巻。増補本もある。著者は二条良基説が有力。応安年間(1368〜1375)に成立か。治承4年(1180)後鳥羽天皇誕生から元弘3=正慶2年(1333)後醍醐天皇還幸までの...
ます‐かがみ【真澄鏡/十寸鏡】
「まそかがみ」に同じ。「ゆく年の惜しくもあるかな—見る影さへに暮れぬと思へば」〈古今・冬〉
ますみ‐の‐かがみ【真澄の鏡】
非常によく澄んでいる鏡。まそみかがみ。「左の御手を以て—を取り給ふときに」〈神代紀・上〉
まそ‐かがみ【真澄鏡/真十鏡】
《「まそ」は「ますみ」の音変化、または、ととのっているものの意という》 [名]鏡をほめていう語。立派な鏡、また、よく澄んだ鏡。「—手に取り持ちて朝(あさ)な朝(さ)な見れども君は飽くこともなし...
まそみ‐かがみ【真澄鏡】
「ますみのかがみ」に同じ。「たらちねの母が形見と我が持てる—に」〈万・三三一四〉
また‐めがね【股眼鏡】
上体を前に折って自分のまたの間から後方をのぞくこと。またのぞき。「天の橋立を—で眺める」
まつやまかがみ【松山鏡】
謡曲。五番目物。観世・金剛・喜多流。鏡に映る自分を亡母の面影と思って慕う少女の功力(くりき)により、母は生前の罪科が許されて成仏する。
まる‐かがみ【円鏡】
1 円形の鏡。 2 鏡餅。