お‐かがみ【御鏡】
1 「鏡」を敬って、また丁寧にいう語。 2 「鏡餅(かがみもち)」の女性語。《季 新年》
お‐めがね【御眼鏡】
物の善悪・可否を見きわめる能力。「社長の—どおりの実力の持ち主」
オランダしき‐ぼうえんきょう【オランダ式望遠鏡】
⇒ガリレイ式望遠鏡
かいじゅうぶどう‐きょう【海獣葡萄鏡】
中国唐代に盛行した銅鏡。鏡背のつまみと、そのまわりに獅子(しし)(狻猊(しゅんげい))・有角獣・葡萄唐草文などを配する。日本にも伝わり、法隆寺五重塔心礎や高松塚古墳出土のものが有名。
かいちゅう‐かがみ【懐中鏡】
女性がふところや帯の間などに入れて携帯する小型の鏡。
かいぼう‐けんびきょう【解剖顕微鏡】
解剖または解剖標本作成に用いられる顕微鏡。実体顕微鏡、または拡大鏡・支持台・照明装置を組み合わせた倍率10倍程度のものが多い。
かおくもん‐きょう【家屋文鏡】
奈良県北葛城郡河合町にある佐味田宝塚(さみだたからづか)古墳から出土した4世紀の仿製(ぼうせい)鏡。背面に、竪穴(たてあな)・高床・平屋の住居と高床倉庫の4種の家屋文様が鋳出されている。
かがみ【鏡/鑑/鑒】
1 人の姿や物の形を映し見る道具。古くは青銅・白銅・鉄などの表面に水銀に錫(すず)をまぜたものを塗って磨いて作った。形は方円・八つ花形などがある。現在のものは、ガラス板の裏面に水銀を塗ってある。...
かがみ【鏡】
《原題、(フランス)Miroirs》ラベルのピアノ組曲。全5曲。1904年から1905年にかけて作曲。第3曲「洋上の小舟」、第4曲「道化師の朝の歌」は作曲者自身により、管弦楽版に編曲された。
かがみのなかのかがみ【鏡の中の鏡】
《原題、(ドイツ)Der Spiegel im Spiegel》ドイツの児童文学者、エンデによる大人向けの短編小説集。1984年刊行。