かきょう【花鏡】
能楽論書。世阿弥著。応永31年(1424)成立。世阿弥が60歳ごろ、みずから悟りえたところを能芸論としてまとめ、長男の観世元雅(かんぜもとまさ)に授けたもの。はなのかがみ。
かくだい‐きょう【拡大鏡】
凸レンズを用いて物体を拡大して見る道具。虫めがねやルーペ。
かくちょうげんじつ‐めがね【拡張現実眼鏡】
⇒AR眼鏡
かささぎ‐の‐かがみ【鵲の鏡】
1 裏面にカササギの模様のある鏡。単に、鏡をもいう。「あまのはら光射し添ふ—と見ゆる秋の夜の月」〈夫木・一三〉 2 《鏡の意から》月の異称。
カセグレン‐ぼうえんきょう【カセグレン望遠鏡】
《Cassegrain telescope》回転放物面の主鏡と、回転双曲面の副鏡とを組み合わせて、主鏡の中心に開けた孔から光を出して主鏡の直後に像を結ぶようにした望遠鏡。フランスの天文学者の名に...
カタディオプトリック‐ぼうえんきょう【カタディオプトリック望遠鏡】
《catoptric(反射光学式の)+dioptric(屈折光学式の)から》⇒反射屈折望遠鏡
カナリア‐だいてんたいぼうえんきょう【カナリア大天体望遠鏡】
《(スペイン)Gran Telescopio Canarias》スペインのカナリア諸島、ラパルマ島にある望遠鏡。口径は世界最大の10.4メートル。2009年完成。GTC。
カプセル‐ないしきょう【カプセル内視鏡】
直径10ミリ前後、長さ25ミリ前後のプラスチックの円筒の中に超小型カメラ・発光ダイオード・電池・無線発信装置を組み込んだもの。消化管の中をゆっくり移動し、撮影した画像を体外の受像装置に発信する。...
からくり‐めがね【絡繰り眼鏡】
⇒覗(のぞ)き絡繰り
かん‐きょう【漢鏡】
中国漢代の銅鏡。円形で、時に白銅質のものがあり、清白鏡・内行花文鏡・四神鏡・方格規矩(ほうかくきく)鏡・神獣鏡などが代表的。前漢鏡・王莽(おうもう)鏡・後漢鏡の別がある。→漢式鏡