出典:gooニュース
NY為替:米大統領選の思惑に長期金利低下、ドル反落
大統領選挙を控えた思惑に米長期金利低下に伴うドル売りが優勢となったのち、3年債入札結果が冴えず金利が下げ止まりドル売りも後退。ユーロ・ドルは1.0910ドルまで上昇後、1.0874ドルまで下落し、1.0875ドルで引けた。ドイツやユーロ圏PMIが予想を上回りユーロ買いが優勢となった。その後、ドル買いの動きに押された。
NY外為:ドル軟調、米長期金利低下で、トランプトレード後退
米長期金利の低下や大統領選挙を控え、共和党候補トランプ氏が勝利する確率が低下したとの見方がドルの売り戻しにつながったと見られている。米10年債利回りは4.29%から4.27%まで低下。ドル・円は152円00銭から151円66銭まで下落。ユーロ・ドルは1.0908ドルと15日来の高値を更新した。ポンド・ドルは1.2973ドルで堅調に推移した。
今日の為替市場ポイント:米長期金利の低下を意識してドルは上げ渋る可能性
米長期金利の低下を意識してドルは上げ渋る可能性がある。米労働省が10月29日に発表した9月JOLTSで求人件数は41.8万件減少し、744.3万件にとどまった。ハリケーン被害の影響があったものの、求人件数は2021年1月以来の低水準。この結果を受けて米長期金利は低下し、リスク選好的な米ドル買いはやや縮小。12月の利下げ確率はやや上昇した。
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