かい‐だん【開壇】
密教で、伝法灌頂(でんぽうかんじょう)を行う灌頂壇を設け開くこと。その灌頂を授ける師僧は開壇阿闍梨(かいだんあじゃり)と呼ばれる。
かい‐ちょう【開帳】
[名](スル) 1 ふだんは閉じてある厨子(ずし)の扉を、特定日に限って開き、中の秘仏を一般の人に拝ませること。開龕(かいがん)。啓龕(けいがん)。開扉(かいひ)。《季 春》「—の破れ鐘つくや深...
かい‐てい【開廷】
[名](スル)裁判を行うために法廷を開くこと。「午後一時に—する」⇔閉廷。
かい‐とう【開頭】
[名](スル)手術のため、頭蓋を切り開くこと。「—手術」
かい‐ばつ【皆伐】
[名](スル)森林などの全部の木をきること。また、開発などのため、きり尽くすこと。「原始林を—して土地を開く」
かい‐ひ【開披】
[名](スル)手紙など封をしてあるものを開くこと。開封。
かい‐ふ【開府】
1 幕府を開くこと。特に江戸に幕府が置かれ、そこに町が開かれたことにいう。「江戸—」 2 中国で、役所を設置して役人を配属すること。丞相・大司馬・御史大夫の三公に許され、のちには将軍にも許される...
かい‐ふく【開腹】
[名](スル)手術のため、腹部を切り開くこと。「—手術」
かい‐めい【会盟】
[名](スル)人々が集まって誓い合うこと。特に、諸侯または各国の使臣などが集まって盟約を結ぶこと。「公然と—を開くことに決したり」〈竜渓・経国美談〉
かい‐もん【開門】
[名](スル)門を開くこと。⇔閉門。