とりあえ‐ず【取り敢えず】
[副] 1 ほかのことはさしおいて、まず第一に。なにはさておき。「—母に合格を知らせる」「—お礼まで」 2 何する間もなく。すぐに。「—応急処置をして、病院へ運ぶ」 [補説]「取り敢えずの」の形...
なら
[副助]《断定の助動詞「なり」の未然形から》体言に付く。話題となるものを取り上げて示す。…について言えば。「母—間もなく帰ると思います」 [並助]《近世語》いくつかの事柄を並列して言うのに用...
ぬれ‐おちば【濡れ落ち葉】
《濡れた落ち葉が地面に貼り付いて取れないさまから》仕事も趣味も仲間もなく、妻に頼りきって離れようとしない定年退職後の男。 [補説]平成元年(1989)ごろの流行語。
はな‐おち【花落ち】
花が落ちて間もなくとったキュウリやナスなどの、まだ若い実。
はな‐づま【花妻】
1 花のように美しい妻。一説に、間もなく結婚する男女が、一定期間まったく会わずに過ごすときの、その触れることのできない妻。「なでしこがその—にさ百合花ゆりも逢はむと」〈万・四一一三〉 2 鹿がい...
ヒシャーム‐きゅうでん【ヒシャーム宮殿】
《Hisham's Palace》パレスチナ地方の都市エリコの北部にある宮殿跡。ウマイヤ朝のカリフ、アブドゥル=マリクの冬の離宮として建造されたが、間もなく地震で倒壊。「生命の木」をはじめとする...
ペルニク【Pernik/Перник】
ブルガリア西部の都市。首都ソフィアの南西約30キロメートル、ストルマ川沿いのペルニク渓谷に位置する。19世紀末に炭鉱が見つかり、20世紀以降重工業で発展。共産党時代の1949年から1962年まで...
ミンガラゼディ‐パゴダ【Mingalazedi Pagoda】
ミャンマー中部の都市遺跡バガンにある仏教寺院。パガン朝末期の第11代王ナラティーハパテにより建立。煉瓦(れんが)造りによる3層の方形の基壇の上に紡錘形の塔が建つ。完成間もなく、元軍の侵略を受けた...
もえ‐わた・る【燃え渡る】
[動ラ四] 1 絶えず火が燃えつづける。また、一面に燃え広がる。「—・る火のほとりにはありながら」〈延宝版宇津保・国譲下〉 2 心の中の苦しみが、絶えることなく続く。「わが恋の消ゆる間もなく苦し...