いろ‐ぐすり【色釉】
着色剤を混合した釉(うわぐすり)。陶磁器の上絵をかくのに用いる。しきゆう。
うるし‐のり【漆糊】
でんぷん糊に生漆(きうるし)をまぜこんだもの。布や木の接着剤。また、生漆に小麦粉をまぜたものは、破損した陶磁器の接着剤にする。
うわえ‐つけ【上絵付け】
上絵を描いた陶磁器を再び窯に入れて低温で焼き上げること。
うわ‐えのぐ【上絵の具】
陶磁器の表面に絵や文様を描くのに用いる顔料。無色の鉛釉(えんゆう)を溶媒とし、ベンガラ・酸化コバルト・酸化マンガンなど金属酸化物を加えたもの。焼成すると融(と)けて茶褐色・青・紫などの色になる。...
うわ‐ぐすり【釉/上薬】
陶磁器の、素地の表面に施すガラス質の溶液。焼成すると薄い層を成し、吸水を防ぎ、光沢を帯びて装飾を兼ねる。主成分は珪酸(けいさん)化合物。金属含有物によって、さまざまな色を呈する。釉薬(ゆうやく)。
え‐つけ【絵付け】
[名](スル)陶磁器に、絵模様をかき、焼き付けること。
えん‐たん【鉛丹】
赤色顔料の一。黄色がかった鮮やかな赤色。主成分は四酸化三鉛。古くから日本画の絵の具や陶磁器の釉(うわぐすり)として使用。光明丹。
おにわ‐やき【御庭焼(き)】
江戸中期以降、大名・重臣などが、城内や邸内に窯を築き、陶工を招いて自分の趣向に合わせて焼かせた陶磁器。偕楽園焼など。
オランダ‐やき【オランダ焼(き)】
1 魚料理の一。白身魚の切り身に、酒・塩で味つけした卵をかけて焼いたもの。または、魚に塩をふり、日光で乾かしたあと卵白を塗り、その上に、味つけした卵黄の薄焼きをはりつけてあぶったもの。 2 江戸...
おわりあさひ【尾張旭】
愛知県北西部、名古屋市の東にある市。陶磁器や電気機械工業が盛ん。人口8.1万(2010)。