隠微（いんび）とは？意味・読み方・使い方

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いん‐び【隠微】
の解説

［名・形動］外に現れず、わかりにくいこと。かすかで目立たないこと。また、そのさま。

「そこらの—な気持までは、…しかとは見極めかねた」〈里見弴・多情仏心〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

隠微の例文(8)

出典：青空文庫

･･･知力を超越した、ある隠微な原因によって、その妻の傍に、こちらを後･･･芥川竜之介「二つの手紙」
･･･……　紀州の毬唄で、隠微な残虐の暗示がある。むかし、熊野詣の･･･泉鏡花「燈明之巻」
･･･スキリストをもて人の隠微たることを鞫き給わん日に於てである、其日･･･内村鑑三「聖書の読方」

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