はくさん‐かざんたい【白山火山帯】
白山から、山陰地方の大山(だいせん)を経て、九州の九重山・雲仙岳に至る火山帯。大山火山帯。
はくちょう‐ざ【白鳥座】
北天の大星座。9月下旬の午後8時ごろ南中し、天頂付近に見える。天の川の中に、α(アルファ)星のデネブ・β(ベータ)星のアルビレオなど明るい5個の星が十字形をつくり、また北アメリカ星雲・網状星雲・...
はくめい‐こうせん【薄明光線】
雲の切れ間などから太陽光が漏れ、光線が放射状に広がって見える現象。明け方や夕方によく見られる。光芒。→反薄明光線
はく‐れい【魄霊】
1 たましい。魄。 2 亡霊。幽霊。「そもそもこれは…基経が—なり」〈謡・雲林院〉
はざ‐ま【狭間/迫間/間】
《古くは「はさま」》 1 物と物との間の狭い所。すきま。「雲の—から光が射す」 2 谷。谷間。「山の—に開けた温泉町」 3 ある事柄と次の事柄との間の時間。「生死の—」 4 城壁に設けた、矢や鉄...
はし・る【走る/奔る/趨る】
[動ラ五(四)] 1 足をすばやく動かして移動する。駆ける。「ゴールめざして—・る」「通りを—・って渡る」「—・るのが速い動物」 2 乗り物などが進む。運行する。また、物が速く動く。「駅から遊園...
はじとみ【半蔀】
《「はしとみ」とも》謡曲。三番目物。内藤藤左衛門作。紫野(むらさきの)雲林院の僧が五条辺りを訪ねると、夕顔のからまる半蔀を押し上げて女が現れ、光源氏と夕顔の上のことなどを語る。
はじょう‐うん【波状雲】
雲の帯が間隔をとって並び、波のような形をした雲。高積雲・層積雲・巻積雲などに生じる。
はた‐ぐも【旗雲】
旗のようにたなびく雲。
はた‐すすき【旗薄】
[名]旗のように穂が風になびいている薄。「み雪降る安騎(あき)の大野に—小竹(しの)を押しなべ」〈万・四五〉 [枕]薄の穂の意で、「穂」と同音をもつ「屠(ほふ)る」などにかかる。「大魚のきだ...