きじ‐ばと【雉鳩】
ハト科の鳥。全長33センチくらい。全体にぶどう色をし、肩と翼に赤褐色のうろこ模様があり、首の両側に灰青色の横縞がある。アジアに分布。日本では留鳥として平地や山地の林にすむ。デデッポーポーと鳴く。...
き‐そく【気息】
1 呼吸。いき。「—をととのえる」 2 気持ち。気質。「西洋で新人と云われている連中は、皆—の通っている処があって」〈鴎外・青年〉
き‐たい【危殆】
[名・形動]あやういこと。非常にあぶないこと。また、そのさま。危険。「此娘を…こわれ物、—なる物として」〈鴎外・青年〉
きたかみ‐こうち【北上高地】
主に岩手東部を占める山地。最高峰は早池峰(はやちね)山。南北約250キロメートルにわたって連なり、一部は青森と宮城にかかる。東西は最大幅で80キロメートル。西側に北上盆地、東側に三陸海岸がある。...
きた‐とうほく【北東北】
東北地方の北部地域をいう語。多く、青森・岩手・秋田の3県をさす。→南東北
きたながとかいがん‐こくていこうえん【北長門海岸国定公園】
山口県北部、日本海沿岸の国定公園。高山(こうやま)岬・須佐湾・青海島(おうみしま)・竜宮の潮吹などの海食地形を主とし、萩市の史跡などを含む。
きた‐まくら【北枕】
1 枕を北に置いて寝ること。釈迦が涅槃(ねはん)のとき頭を北に、顔を西に向けて臥(ふ)したといわれることから、死者を寝かせるときの作法とされる。ふつう不吉として忌む。 2 フグ科の海水魚。全長約...
きちじょう‐じ【吉祥寺】
東京都文京区本駒込にある曹洞宗の寺。山号は諏訪山。長禄2年(1458)太田道灌が江戸城和田倉門内に創建。開山は青巌周陽。天正18年(1590)徳川家康の入城で、神田駿河台に移り、さらに明暦3年...
き‐ちょう【基調】
1 思想・行動・学説・作品などの根底にある基本的な考え・傾向。「国際協調を—とする外交」 2 絵画や装飾などで、その中心となっている色。「青を—とした作品」 3 ⇒主調(しゅちょう)1
きっしゅう‐よう【吉州窯】
中国江西省吉安市永和鎮にあった陶磁の古窯。六朝(りくちょう)時代には古越磁、唐宋時代には白磁・青磁・天目(てんもく)が焼かれた。