そうかん‐ぼくじょう【桑間濮上】
《濮水のほとりの桑間という地の意》国を滅ぼすような淫靡(いんび)な音楽。また、淫乱であること。 [補説]殷(いん)の紂王(ちゅうおう)が師延(しえん)にみだらな音楽を作らせたが、殷は滅び、師延は...
そう‐がく【奏楽】
[名](スル) 1 音楽を演奏すること。また、その音楽。 2 歌舞伎下座音楽の一。雅楽を模した鳴り物で、御殿・社寺などの場面に用いる。
そう‐ざらい【総浚い】
[名](スル) 1 それまでに習ったものや学んだものを、すべて復習すること。「二学年の数学を—する」 2 演劇・音楽・舞踊などで、公演に先立ち、本番どおりのけいこをすること。また、そのけいこ。総...
そうしょく‐おん【装飾音】
音楽で、旋律などに趣を添えたりするために、飾りとして付加された音。特殊な記号や小音符によって示す。前打音・後打音・ターン・トリルなど。
そう‐じょう【双調】
1 日本音楽の十二律の一。基音の壱越(いちこつ)より五律高い音で、中国の十二律の仲呂(ちゅうりょ)、洋楽のト音にあたる。 2 雅楽の六調子の一。1を主音とする旋法。
そう・する【奏する】
[動サ変][文]そう・す[サ変] 1 天子に申し上げる。奏上する。「啓する」に対していう。「政務を—・する」 2 音楽をかなでる。楽器などを演奏する。「ピアノを—・する」 3 成果をもたらす。「...
そうそう【葬送】
平野啓一郎の長編小説。19世紀フランスを舞台に、音楽家ショパンと画家ドラクロワの交流を描く。第1部は平成12年(2000)と13年(2001)、いずれも雑誌「新潮」に掲載。単行本は平成14年(2...
そう‐ばん【双盤】
1 寺院で法会に打ち鳴らす金属製の盤。 2 歌舞伎の下座音楽に使われる楽器で、大形の当たり鉦(がね)に似たものを枠にかけ、撞木(しゅもく)で打つもの。寺院やその付近の場面などに用いる。 3 建築...
ソウルフル【soulful】
[形動]感情(魂)のこもっているさま。特に音楽に関して多く用いられる。「—な歌声」
ソウル‐ミュージック【soul music】
1960年代以後の新しいアメリカ黒人音楽のスタイル。伝統的なリズム‐アンド‐ブルースと、洗練された同時代感覚が融合して生まれ、急速に広まった。ソウル音楽。