うし‐は・く【領く】
[動カ四]《「主(うし)」として領有する意から》領地として治める。支配する。「汝(いまし)が—・ける葦原の中つ国は、我が御子の知らす国ぞ」〈記・上〉
えり【襟/衿/領】
1 衣服の首回りの部分。また、そこにつける縁どりの布。 2 首の後ろの部分。首筋。えりくび。 3 上着、下着を重ねて着て、一つに前を合わせること。「三つ—」 4 掛け布団の、首のあたる部分にかけ...
えり‐あし【襟足/領脚】
首筋の髪の毛の生え際。
えり‐がみ【襟髪/領髪】
1 首の後ろ側の髪。 2 首の後方。首筋。えりくび。
えり‐くび【襟首/領頸】
首の後ろの部分。首筋。うなじ。
くだり【領/襲】
[接尾]助数詞。衣装や幕・蚊帳などを数えるのに用いる。そろい。「宮の御装束一—かづけ奉り給ふ」〈源・若菜下〉
し・く【敷く/布く/領く/藉く】
[動カ五(四)] 1 一面に平らに広げる。「絨毯(じゅうたん)を—・く」 2 一面に平らに並べたり、まき散らしたりする。「畳を—・く」「玉砂利を—・く」 3 物を載せるために平らにして下に置く。...
しら◦す【知らす/領らす】
[連語]《動詞「し(知)る」の未然形+上代の尊敬の助動詞「す」》「知る」の尊敬語。お治めになる。統治なさる。ご支配になる。「皇祖(すめろき)の神の命の御代重ね天(あめ)の日継(ひつぎ)と—◦し来...
し・る【知る】
[動ラ五(四)] 1 物事の存在・発生などを確かにそうだと認める。認識する。「おのれの非を—・る」「ニュースで事件を—・った」 2 気づく。感じとる。「昨夜の地震は—・らなかった」「—・らずに...
ひれ【領巾/肩巾】
1 上代、害虫・毒蛇などを追い払う呪力を持つと信じられた細長い薄布。 2 古代の服飾具の一。女性が首から肩にかけ、左右に垂らして飾りとした布帛(ふはく)。 3 鏡台の鏡をふくときに用いた布帛。 ...