にょう‐ぼう【女房】
《2が原義》 1 妻のこと。多く、夫が自分の妻をさしていう。にょうぼ。「—に頭があがらない」「恋—」「世話—」 2 女官の部屋。また、朝廷に仕える女官で、一人住みの部屋を与えられた者。出身の階級...
にょっきり
[副]ぬきんでて高いさま。にょっこり。「山の頂が雲海の上に—(と)顔を出す」
に‐よっ‐て【に因って/に依って】
[連語]《格助詞「に」に動詞「よる」の連用形が付き、さらに接続助詞「て」の付いた「によりて」の音変化》 1 原因・理由を表す。…ので。…ために。「踏切事故—電車が遅れる」「年をとらぬ年が八年ある...
にら・める【睨める】
[動マ下一]「睨む」に同じ。「横眼で津田の顔を—・めるように見ながら」〈漱石・明暗〉
にる【似る】
[動ナ上一][文][ナ上一] 1 物の形が見た目に同じようである。「双子のようににている」「夕顔ににた白い花」 2 性質・状態などがほとんど同じである。「意味のにた言葉」「親ににてそそっかしい」...
にわみ‐ぐさ【庭見草】
ハギの古名。「垣根には朝顔かかる—折に立ちよる人のうとさよ」〈蔵玉集〉
にんぎょう‐やき【人形焼(き)】
人体や顔を模した鉄型にカステラ風の生地を流し込み、餡(あん)を入れて焼いた和菓子。東京の日本橋人形町(にんぎょうちょう)で売り出されたのが始まりとされる。
にんじん
《原題、(フランス)Poil de Carotte》ルナールの長編小説。1894年刊。のちに一幕ものの戯曲に改作。「にんじん」とよばれる赤毛でそばかす顔の少年が、冷たい母親や兄姉との家庭生活で味...
にん‐そう【人相】
1 人の顔つき。容貌(ようぼう)。「—が変わる」「—のよくない男」 2 人の顔だちを見て、その人の運命・吉凶などを占うこと。「—を見る」
にんそう‐がき【人相書(き)】
犯罪者や行方不明者を捜すために、その顔つきの特徴などをかいて配布するもの。