ゆがわら【湯河原】
神奈川県南西部、足柄下郡の地名。温泉町で、泉質は単純温泉・塩化物泉など。中世は土肥氏の本拠地。城願寺境内の大ビャクシンは天然記念物。
ゆき‐ごい【雪乞ひ】
雪が降るよう神仏に祈願すること。「—の一巻をぞ催しける」〈鶉衣・雪請序〉
夢(ゆめ)になれ夢(ゆめ)になれ
現実ではなくて夢になれの意で、凶事を吉事に変えようとするまじないの言葉。「此の事—とぞ願立てする」〈仮・竹斎・下〉
夢(ゆめ)を託(たく)・す
自分の希望を他人にゆだね、実現することを願う。「息子にピアニストの—・す」
ゆや【熊野/湯谷】
謡曲。三番目物。平宗盛の愛人熊野は、東国にいる重病の母を見舞うために帰国を願うが許されず、花見の供を命ぜられる。花見の宴で、母を案じる熊野の歌をきいた宗盛は哀れを感じて帰国を許す。
箏曲(そ...
ゆるし【許し】
1 (「聴し」とも書く)願いを聞き入れること。許可すること。「父の—を得て上京する」 2 (「赦し」とも書く)罪・過失・無礼などをとがめないこと。容赦(ようしゃ)。赦免(しゃめん)。「罪の—を請...
よ
[終助]文末の種々の語に付く。 1 判断・主張・感情などを強めて相手に知らせたり、言い聞かせたりする意を表す。「気をつけるんだ—」「ひとりで行ける—」「われこそ山だち(=山賊)—と言ひて」〈徒...
ようこく‐じ【楊谷寺】
京都府長岡京市にある西山浄土宗の寺。山号は、立願山。通称、柳谷(やなぎだに)観音。大同元年(806)延鎮の開山と伝える。境内に、空海が得た独鈷水(とっこすい)とよばれる霊水があり、病気、特に眼病...
よう‐じ【楊枝/楊子】
《もと楊柳の材を用いたところから》 1 歯の間にはさまったものを取り除いたり、食物を刺したりするのに用いる、先をとがらせた細く短い木の棒。つま楊枝。小楊枝。 2 歯のあかをとり、きれいにするため...
よう・す【用す】
[動サ変]《「ようず」とも》用いる。「願ひにしたがひてこれを取り—・す」〈今昔・二・八〉