きょう‐ぜん【恟然】
[ト・タル][文][形動タリ]驚き恐れるさま。また、驚き騒ぐさま。恟々。「人心何となく—たり」〈透谷・泣かん乎笑はん乎〉
きょう‐どう【驚動】
[名](スル)驚いて落ち着きを失うこと。驚き騒ぐこと。「斯る危難に瀕せしことなれば、其心中の—は一方ならざるべきに」〈竜渓・経国美談〉
きょう‐ゆう【洶涌/洶湧】
[名](スル) 水が勢いよくわき出ること。また、波が立ち騒ぐこと。きょうよう。「得々たる感情が心の裏に—するのを制し兼ねた」〈菊池寛・忠直卿行状記〉
[ト・タル][文][形動タリ]水が勢いよ...
ぐず・る【愚図る】
[動ラ五(四)] 1 機嫌が悪くて泣いたりすねたりする。むずかる。「赤ん坊が—・る」 2 素直に納得せず、無理を言って困らせる。ごねる。「余り此方で騒ぐと…故意(わざ)と—・りたがるからね」〈独...
グルーピー【groupie】
ロック歌手などを追いかけ、まわりを取り囲んで騒ぐ熱狂的な少女ファン。
けん‐じょう【喧擾】
やかましく騒ぐこと。騒がしいこと。騒擾。「心頭には一の煩慮なく心外には些の—なし」〈独歩・無窮〉
子供(こども)隠(かく)された鬼子母神(きしもじん)のよう
《仏が鬼子母神の末子を鉢の底に隠し、鬼子母神を泣き悲しませて、他人の子を食う悪行を戒めたという「雑宝蔵経」九の故事から》大切なものを失ってうろたえ騒ぐさまのたとえ。
子供(こども)騒(さわ)げば雨(あめ)が降(ふ)る
子供が大ぜい戸外で騒ぐと、近いうちに雨が降るという俗説。
こほ‐め・く
[動カ四]ごとごと音がする。ごろごろ鳴る。また、ひしめく。「よろづをこぼち運び、—・きののしりて持て出で運び騒ぐを」〈栄花・浦々の別〉
さざ‐め・く
[動カ五(四)] 1 ざわざわと音をたてる。大勢の人が、にぎやかに音や声を立てて騒ぐ。ざわつく。さんざめく。「弦歌—・く巷(ちまた)」「笑い—・く」 2 時を得て華やかに暮らす。時めく。「春の宵...