いそ‐ばな【磯花】
花虫綱イソバナ科の腔腸(こうちょう)動物。浅海に樹枝状の群体をつくり、高さ約20センチ。骨格は赤・黄色などで、もろく砕けやすい。本州中部以南に分布。くささんご。
いたいいたい‐びょう【イタイイタイ病】
富山県、神通川流域で発生した慢性カドミウム中毒。大正から昭和20年代にかけて多発。骨が冒され、痛みが激しく骨折しやすい。鉱山廃水が原因であることが解明され、昭和43年(1968)公害病に認定。
いたわり【労り】
1 いたわること。思いやりの気持ちで接すること。「—の言葉を掛ける」 2 (「功り」とも書く)苦労すること。骨折り。手柄。「何の—もなく建てたる寝殿の」〈源・松風〉 3 病気。「山吹は—あって都...
いたわ・る【労る】
[動ラ五(四)] 1 ㋐弱い立場にある人などに同情の気持ちをもって親切に接する。気を配って大切に世話をする。「病人を—・る」 ㋑労をねぎらう。慰労する。「選手を—・る」 ㋒手当てを加える。養生す...
イチボ
《aitchboneから》牛の腰骨付近の柔らかい肉。煮込み・すき焼き・焼き肉などにする。
一簣(いっき)の功(こう)
《「書経」旅獒(りょごう)から》完成直前のひと骨折り。最後の努力。事業を完成させるために積み重ねる一つ一つの努力の大切さをいう。
いっきょしゅ‐いっとうそく【一挙手一投足】
《韓愈「応科目時与人書」から。一度手を挙げ、一度足を踏み出す意》 1 こまかな一つ一つの動作や行動。「—に気を配る」 2 ちょっとした努力。わずかな骨折り。「—の労を費やす」
犬(いぬ)骨折(ほねお)って鷹(たか)の餌食(えじき)になる
鷹狩りでは犬がせっかく骨折って追い出した獲物も鷹に取られてしまう。苦労して得たものを他人に横取りされることのたとえ。
い‐はい【遺灰】
火葬にしたあとに残る、灰状になった骨。
いぼ‐いもり【疣井守】
イモリ科の両生類。全長13〜19センチ。背中に隆条が走り、肋骨(ろっこつ)は側方に突き出して鋸歯(きょし)状をなし、背面に多数のいぼ状の隆起がある。森林にすみ、ほとんど水に入らない。奄美・沖縄諸...