おが【男鹿】
秋田県、男鹿半島を占める市。南部にある船川港は天然の良港。「なまはげ」の風習は有名。平成17年(2005)若美町と合併。人口3.2万(2010)。
お‐じか【牡鹿/雄鹿】
《「おしか」とも》雄のシカ。《季 秋》⇔牝鹿(めじか)。
おじろ‐じか【尾白鹿】
シカ科の一種。体は冬毛では暗灰褐色、夏毛は赤褐色。雄は角をもつ。走るときに尾を立て、下面の白色を見せる。南北アメリカの森林に分布。しらおじか。
お‐ばか【御馬鹿】
言うことやすることがばかげているが、どことなく愛嬌(あいきょう)があること。おばかさん。
おや‐ばか【親馬鹿】
わが子かわいさのあまり、子供の的確な評価ができないで、他人から見ると愚かに思える行動をすること。また、その親。
か【鹿】
シカの古名。「妻恋に—鳴く山辺の秋萩は露霜寒み盛り過ぎ行く」〈万・一六〇〇〉
か‐じか【河鹿】
《かわしか(河鹿)の意。鳴き声が鹿に似るところから》カジカガエルの別名。《季 夏》「—鳴いて石ころ多き小川かな/子規」
かせ‐ぎ【鹿】
《角が桛木(かせぎ)に似ているところから》シカの古名。「一箇蒜(ひとつのひる)を白き—に弾きかけ給ふ」〈景行紀〉
か‐の‐しし【鹿/鹿肉】
《「しし」は猪(いのしし)や鹿など食肉用の野獣の総称》 1 鹿のこと。「猪(ゐ)のしし—は知らず、いくさはただ平攻(ひらぜ)めに攻めて勝ったるぞ、心地はよき」〈平家・一一〉 2 鹿の肉。「相とも...
かま‐しし【氈鹿/羚羊】
カモシカの古名。「—の老翁(をぢ)」〈皇極紀・歌謡〉