うっすり【薄り】
[副]「うっすら」に同じ。「彼は—眼を開けて、彼女を見た」〈徳永・太陽のない街〉
うっ・する【鬱する】
[動サ変][文]うっ・す[サ変]心がふさぎ、気持ちが晴れ晴れしない。心が沈む。「なんとなく気が—・する」
うっ‐せき【鬱積】
[名](スル) 1 不平不満や怒りなどの感情が、はけ口のないままに心の中に積もっていること。「心中に—した憤懣(ふんまん)」 2 出口をふさがれて、内に滞りたまること。「—した疲労」
うっ‐そう【鬱蒼/鬱葱】
[ト・タル][文][形動タリ]樹木が茂ってあたりが薄暗いさま。「—とした森林」
うっそり
[副]心を奪われてぼうっとしているさま。「凩(こがらし)の吹く世の中を忘れたように、—として歩いて行く」〈芥川・枯野抄〉 [名・形動]《近世語》ぼんやりしていること。うっかりしていること。ま...
うった・う【訴ふ】
[動ハ下二]「うったえる」の文語形。
うったえ【訴え】
1 訴えること。「—を起こす」 2 裁判などを申し立てること。ある者が他の者または行政庁を相手として、民事訴訟・行政事件訴訟を起こして特定の権利主張をし、その当否について裁判所の審判を求める申し...
うった・える【訴える】
[動ア下一][文]うった・ふ[ハ下二]《「うるた(訴)う」の音変化》 1 物事の善悪、正邪の判定を求めて裁判所などの機関に申し出る。申し立てる。告訴する。「警察に—・える」 2 有識者などに物事...
ウッタラカンド【Uttarakhand】
インド北部にある州。2000年にウッタルプラデシュ州の北部、ヒマラヤ山脈部が分離して成立。州都はデヘラードゥーン。中国との国境近くにナンダデビ国立公園と花の谷国立公園があり、1988年に世界遺産...
うったらそう【鬱多羅僧】
《(梵)uttarāsaṅgaの音写》三衣(さんえ)の一つの、七条の袈裟(けさ)。