おく‐ぶか・い【奥深い】
[形][文]おくぶか・し[ク]《「おくふかい」とも》 1 表・入り口から奥までが遠い。また、奥に入り込んでいる。奥まっている。「—・い山中」 2 意味が深い。深みがある。「—・い言葉」
おく‐ぶたえ【奥二重】
二重まぶたのうち、横ひだが皮膚の内側に隠れて目立たないこと。また、そのもの。
おくほたか‐だけ【奥穂高岳】
長野・岐阜県境にある穂高岳の山群中の最高峰。標高3190メートル。
おく‐ぼうず【奥坊主】
江戸幕府の職名。江戸城内の茶室を管理し、将軍や大名・諸役人に茶の接待をした坊主。
お‐くま【御供米】
《「おくましね」の略》神に供える米。→奠稲(くましね)「扇の骨に紙を—のごとくはさみ」〈虎明狂・目近籠骨〉
おく‐ま・る【奥まる】
[動ラ五(四)] 1 奥のほうに位置する。奥深い所にある。「—・った部屋」 2 ㋐内気である。引っ込みがちである。「古めかしう—・りたる身なれば」〈和泉式部日記〉 ㋑趣深く、上品である。奥ゆかし...
おく‐まん【億万】
数が非常に多いこと。
おくまん‐ごう【億万劫】
限りなく長い時間。→劫(こう)「—の末掛けて」〈浄・日本武尊〉
おくまん‐ちょうじゃ【億万長者】
非常に多くの金や財産を持っている人。大金持ち。
お‐くみ【衽/袵】
《「おくび」の音変化》着物の左右の前身頃(まえみごろ)に縫いつけた、襟から裾(すそ)までの細長い半幅(はんはば)の布。おくび。