かさい‐れっとう【花綵列島】
花綵(はなづな)のような形に配列している列島。アリューシャン・千島・日本・琉球(りゅうきゅう)の各列島をいう。弧状列島。
かさおか【笠岡】
岡山県南西端の市。笠岡諸島も含まれ、神島(こうのしま)などは干拓により陸続きとなった。化学肥料・食器・電器などの工業が盛ん。カブトガニの保護センターがある。人口5.4万(2010)。
かさおか‐し【笠岡市】
⇒笠岡
かさ‐おどり【傘踊(り)/笠踊(り)】
さし傘・かぶり笠を持っておどる踊り。
かさ‐かき【瘡掻き】
できもののできている人。特に、梅毒にかかっている人。かさっかき。
かさ‐かさ
[副](スル) 1 乾いた物、薄くて軽い物が触れ合う音を表す語。かさこそ。「—(と)落ち葉を踏んで歩く」 2 水分や脂気が抜けて滑らかでなく、干からびた感じがするさま。「—した肌」 3 精神的...
嵩(かさ)から◦出(で)る
威圧的な態度で、相手をのんでかかる。高飛車に出る。「其の身の誤り人に言はせぬ前置きに、—◦出ることばなり」〈浄・五枚羽子板〉
かさ‐がい【笠貝】
ツタノハガイ科の巻き貝。潮間帯の岩礁にすむ。貝殻は笠状で、殻径8センチくらい。殻表は放射状の肋(ろく)が走り、淡褐色。小笠原諸島に分布し、天然記念物。また、一般に笠状の殻をもつ貝をいい、ヨメガカ...
かさ‐がけ【笠懸】
馬に乗って走りながら弓を射る競技。平安末期から鎌倉時代にかけて盛んに行われた。もとは射手の笠をかけて的としたが、のちには円板の上に牛革を張り、中にわらなどを入れたものを用いた。小笠懸(おがさがけ...
かさがけ‐ひきめ【笠懸蟇目】
笠懸に用いる矢の蟇目。犬射蟇目(いぬいひきめ)より小さく、内部を空洞として、挫目(ひしぎめ)という縦の筋を入れるのを特色とする。