かみ‐のう【神能】
能の分類の一。神をシテとする曲のうち、特に脇能として、正式な番組では初番(「翁(おきな)」の次)に置かれるもの。「高砂(たかさご)」「老松(おいまつ)」など。神物(かみもの)。脇能物。
かみ‐の‐き【紙の木】
コウゾ・ガンピ・カジノキなど、和紙の原料となる木。
かみ‐の‐ぎんこう【神の銀行】
⇒アイ‐オー‐アール(IOR)
かみ‐の‐く【上の句】
1 短歌1首の前半五・七・五の3句をいう。⇔下(しも)の句。 2 連歌で、五・七・五の句。 3 俳句で初めの5文字。
かみ‐の‐くに【神の国】
1 神が治める国。特に、日本のこと。神国(しんこく)。かみぐに。 2 キリスト教で、神の支配、また、その及ぶ所。天国。 [補説]書名別項。→神の国
かみのくに【神の国】
《原題、(ラテン)De civitate Dei》宗教書。22巻。アウグスティヌスの主著。413年着手、426年に完成。異教からの攻撃に対し、護教的立場から書かれたキリスト教の教理論。神国論。
かみ‐の‐け【髪の毛】
頭の毛。頭髪。かみ。
かみのけ‐ざ【髪座】
北天の小星座。乙女座の北にあり、5月下旬の午後8時ごろ南中する。この星座の中に銀河団がある。学名 (ラテン)Coma Berenices
かみのけざ‐ぎんがだん【髪座銀河団】
髪座方向にある銀河団。銀河系から約3億光年離れており、二つの巨大な楕円銀河をはじめ、約1000個の銀河で構成される。隣に位置する獅子座銀河団とともに、髪座超銀河団に含まれる。
かみのけざ‐ちょうぎんがだん【髪座超銀河団】
髪座方向にある超銀河団。銀河系から約3億光年離れており、髪座銀河団と獅子座銀河団を含む。乙女座超銀河団の隣に位置する。はじめて宇宙の大規模構造が見いだされたことで知られる。