ささ‐りんどう【笹竜胆】
1 リンドウの別名。葉の形が笹に似ているところからいう。《季 秋》 2 紋所の名。リンドウの葉を下向きに5枚並べ、上に花を三つ置いた形のもの。村上源氏の定紋。
サグント【Sagunto】
スペイン東部、バレンシア州の町。バレンシアの北東約25キロメートル、地中海西部のバレアレス海に面する。紀元前6世紀頃からイベリア人が居住し、サグントゥムとよばれ、ギリシャやフェニキアとの交易で栄...
さとり‐せだい【悟り世代】
将来を早くに見通し、それ以上の成果を望まず、そのための努力をしない世代。ゆとり教育を受けた世代とほぼ重なるとされる。 [補説]平成22年(2010)ごろからインターネットを通じて広まった語という。
さこん‐の‐さくら【左近の桜】
紫宸殿(ししんでん)南階段下の東方に植えられた桜。朝儀の際、左近衛府の武官がこの南側に詰めたことからいう。南殿(なでん)の桜。御階(みはし)の桜。左近。→右近の橘(たちばな)
さくら‐がり【桜狩(り)】
1 山野に桜の花を求めて遊び歩くこと。花見。《季 春》「業平(なりひら)の墓もたづねて—/素十」 2 鷹狩りの異称。皇室の遊猟地であった交野(かたの)が桜の名所でもあったところからいう。 [補説...
サウス‐バイ‐サウスウエスト【South by Southwest】
米国テキサス州オースティンで毎年3月に行われる催し。1987年に音楽祭として始まった。1994年に映画祭が加わり、1998年頃からインタラクティブ(双方向)をテーマとする技術・芸術・メディアなど...
さかつら‐えびら【逆頰箙】
箙の一種。方立(ほうだて)の表面をイノシシの毛皮で包んだもの。1枚の皮で包むために毛並みが背面は下に、他の三面は逆に上に向くところからいう。主将以下は軍陣に用い、公卿の随身も用いた。
さか‐いた【逆板】
鎧(よろい)の部分の名。大鎧の胴の背面の立挙(たてあげ)の二段目の板。普通の札(さね)とは逆に、上から垂れて下をおおう形になっているところからいう。総角付(あげまきつき)の板。
さくら‐うぐい【桜鯎】
桜の花が咲くころにとれるウグイ。腹部が赤い婚姻色を帯びるところからいう。《季 春》「散りうかぶ—の日和(ひより)かな/蓼太」
さくしゅ‐かいきゅう【搾取階級】
剰余価値を独占している階級。資本家や地主を労働者・農民の側からいう語。