ジェセルおう‐の‐ピラミッド【ジェセル王のピラミッド】
《Pyramid of Djoser》エジプト、ナイル川下流西岸にある古代エジプトの王墓群サッカラにあるピラミッド。古王国第3王朝、ジェセル王のものとされ、高さ約60メートルの六重の階段状のピラ...
じょう‐ちょう【情調】
1 そのものからにじみ出る、特別の趣。「エキゾチックな—がある」 2 ものに触れて起こる感情。「芭蕉の—のトレモロを如実に表現した詩語である」〈芥川・芭蕉雑記〉
すが‐やか【清やか】
[形動ナリ] 1 物事が滞りなく進むさま。「大臣までかく—になり給へりしを」〈大鏡・道長上〉 2 未練がなく思い切りのよいさま。「心は先立ちながらも、前の世の勤めからにや、—にえ人の思ひ立たざな...
せつぎ‐ほう【設疑法】
修辞法の一。結論を疑問の形式にして、読者みずからに判断させる方法。
ただ‐め【直目】
直接に見ること。まのあたりに見ること。「語り継ぐからにもここだ恋しきを—に見けむ古壮士(いにしへをとこ)」〈万・一八〇三〉
たにん‐むき【他人向き】
他人どうしのように情愛のないようすや態度。「主人が見る目はばかりて、—なる折からに」〈浄・生玉心中〉
たま‐の‐お【玉の緒】
1 玉を貫き通した細ひも。また、その宝玉の首飾り。「初春の初子(はつね)の今日の玉箒(たまばはき)手に取るからに揺らく—」〈万・四四九三〉 2 《玉をつなぐ緒が短いところから》短いことのたとえ。...
たま‐ばはき【玉箒】
《「たまははき」とも》 1 玉の飾りをつけたほうき。正月の初子(はつね)の日に蚕室を掃くのに用いた。「初春の初子(ね)の今日の—手に取るからに揺らく玉の緒」〈万・四四九三〉 2 ほうきを作る草の...
たまも‐かる【玉藻刈る】
[枕] 1 藻を刈る情景から、海辺の地名「敏馬(みぬめ)」「処女(をとめ)」「辛荷(からに)」などにかかる。「—敏馬(みぬめ)を過ぎて夏草の野島の崎に舟近付きぬ」〈万・二五〇〉 2 沖にかかる。...
ちとせ‐の‐さか【千歳の坂】
千年の歳月を過ごすことを坂を越えることにたとえていった語。「ちはやぶる神やきりけむつくからに—も越えぬべらなり」〈古今・賀〉