かわら‐くぎ【瓦釘】
屋根瓦がすべり落ちるのを防ぐために打つ釘。
かわら‐け【土器】
《瓦で作った笥(け)の意》 1 釉(うわぐすり)をかけない素焼きの陶器。 2 素焼きの杯。陶坏(すえつき)。 3 成年女性の陰部に毛の生えないこと。 4 酒宴。「—始まり、御箸下りて」〈宇津保・...
かわらけ‐いろ【土器色】
土器のようにくすんだ黄褐色。
かわら‐けつめい【河原決明】
マメ科の一年草。原野や道端に生え、高さ30〜60センチ。葉は羽状複葉。8〜10月、黄色の小花をつけ、広線形の豆果ができる。全草を茶の代わりにする。ねむ茶。豆茶。浜茶。
かわらけ‐な【土器菜】
タビラコの別名。
かわらけ‐なげ【土器投げ】
見晴らしのよい高所からかわらけを投げて、空中で風に舞うさまを見て楽しむ遊び。京都の高雄(たかお)山や愛宕(あたご)山で花見の時に行われた。
かわらけ‐もの【土器物】
素焼きの器に盛った酒のさかな。鉢の物。
かわ‐げら【川螻蛄/襀翅/𧐐】
1 カワゲラ目カワゲラ科の昆虫。体長1.4〜1.8センチ。 2 カワゲラ目の昆虫の総称。体長1〜3センチ。体は平たく、多くは黄褐色の斑紋があり、尾毛を2本もつ。翅(はね)は膜質で幅広く、川岸をひ...
かわら‐げ【川原毛/瓦毛】
馬の毛色の名。灰白色・黄白色で、たてがみ・下肢・ひづめが黒いもの。
かわら‐こじき【河原乞食】
《歌舞伎が近世初期の京都四条河原の興行に起源するところから》歌舞伎役者などを卑しめていった語。河原者。