かっ‐こ・む【掻っ込む】
[動マ五(四)]《「かきこむ」の音変化》食物をせわしそうに口にかき入れる。「お茶漬けを—・む」
かっ‐こめ【掻っ込め】
《福をかきこめ、の意》酉(とり)の市で売る縁起物の熊手の一。小さい枡形(ますがた)の中に恵比須(えびす)・大黒などの像を入れて熊手につけたもの。
かなざわ‐へいや【金沢平野】
石川県中南部にある細長い沖積平野。北東から南西方向に長さ約60キロメートル、幅約10キロメートル。北西側は日本海に臨み、南東側は白山山系に接する。同県の中心地帯で、金沢・白山・能美・小松・加賀の...
かなしみ【悲しみ/哀しみ/愛しみ】
1 悲しむこと。悲しい気持ちや心。悲嘆。「—の色を浮かべる」「—に暮れる」⇔喜び。 2 (愛しみ)いとおしむこと。情愛。「末世の衆生に親子の—深きことを知らしめんがためなり」〈今昔・四・一〉
科(か)に盈(み)ちて後(のち)進(すす)む
《「孟子」離婁下から。「科」はくぼんだ所の意》水が流れるとき、くぼんだ所があると、まずそこにたまってから先へ流れていく。学問も、一歩一歩順を追って進むべきことをいう。
かぶき‐わかしゅ【歌舞伎若衆】
⇒歌舞伎子(かぶきこ)
かほく‐がた【河北潟】
石川県中部にある潟湖(せきこ)。かつての4分の3近くが干拓されて、現在は面積4.1平方キロメートル。西側に内灘(うちなだ)砂丘がある。
か‐やす・し【か易し】
[形ク]《「か」は接頭語》 1 容易である。たやすい。「手放(たばな)れも還来(をち)も—・きこれ(=鷹ノコト)を除(お)きて又はあり難し」〈万・四〇一一〉 2 軽々しい。身軽である。「さるべき...
から‐たち【枸橘/枳殻】
ミカン科の落葉低木。高さ約2メートル。枝は緑色でとげがあり、葉は3枚の小葉からなる複葉。春、葉より先に白い5弁花が咲く。実は球形で芳香があり、黄色に熟すが、酸味が強くて食べられない。漢方で未熟果...
かり‐の‐やどり【仮の宿り】
「仮の宿(やど)」に同じ。「家居のつきづきしく、あらまほしきこそ、—とは思へど、興あるものなれ」〈徒然・一〇〉