くろうど‐どころ【蔵人所】
平安初期に設置された令外(りょうげ)の官。天皇と天皇家に関する私的な要件の処理や宮中の物資の調達や警備などをつかさどった。平安中期以後に職制が整い、別当・蔵人頭(くろうどのとう)・蔵人・出納・小...
くろうどどころ‐の‐べっとう【蔵人所別当】
蔵人所の長官。殿上人(てんじょうびと)および蔵人所の職員を統轄した。殿上別当。蔵人の別当。
くろうど‐の‐ごい【蔵人の五位】
六位の蔵人が6年の任期が満ちて五位に叙せられ、欠員がなくて殿上を下った者。
くろうど‐の‐とう【蔵人頭】
別当の次に位する蔵人所の官職。定員2名で、一人は弁官から、一人は近衛府の官人から採用され、頭弁(とうのべん)、頭中将(とうのちゅうじょう)と称した。貫首(かんじゅ)。
くろうど‐まち【蔵人町】
蔵人の詰め所。校書殿(きょうしょでん)の西、後涼殿(こうろうでん)の南にあった。蔵人所町屋。
くろう‐にん【苦労人】
苦労を経験して、世の中の事や人情に通じている人。
クロウフット‐ひょうが【クロウフット氷河】
《Crowfoot Glacier》カナダ、アルバータ州南西部にある氷河。バンフ国立公園内、標高3000メートル級のクロウフット山の北東斜面を流れる。20世紀半ばには3本の氷河が見られたが、現在...
くろうまものがたり【黒馬物語】
《原題Black Beauty》シューエルの児童文学作品。1877年発表。美しい黒馬が、波乱万丈のすえ心優しい飼い主のもとにたどり着くまでを、主人公の馬の視点から描く。動物愛護運動にも影響を与えた。
くろ‐うめもどき【黒梅擬】
クロウメモドキ科の落葉低木。山地に自生。枝の先はとげになり、葉は卵形で先がとがる。雌雄異株で、夏、淡黄色の小花が集まってつく。果実は黒く熟し、緩下薬に用いる。
クローリング【crawling】
サーチボットがウェブページの情報を自動的に巡回して収集すること。