こく‐も【国母】
1 天子の母。皇太后。こくぼ。 2 《国民の母の意から》皇后。こくぼ。
こく‐もち【石持/黒餅】
1 紋所の名。黒い円形で中に文様のないもの。もと矢口の祭りの黒餅をかたどったものといわれる。 2 定紋をつけるべき所を白抜きにして染め、あとでその中に紋を描き込むことができるようにしたもの。また...
こく‐もつ【穀物】
人間がその種子などを常食とする農作物。米・麦・粟(あわ)・稗(ひえ)・豆・黍(きび)の類。穀類。
こくもつ‐かいがん【穀物海岸】
《Grain Coast》⇒胡椒海岸
こくもつ‐げんかい【穀物限界】
気候や地理的条件などにより、穀物を生産し得る限界。
こくもつ‐す【穀物酢】
穀物や穀物でんぷんを原料とした酢。醸造酢1リットルにつき原料穀物を40グラム以上使用したもの。米酢(こめす)など。
こくもつのしゅうかく【穀物の収穫】
《原題、(オランダ)De oogst》ブリューゲルの絵画。板に油彩。縦116.5センチ、横159.5センチ。小麦を刈り、木陰で食事をとる農民たちを描いた作品。ニューヨーク、メトロポリタン美術館所蔵。
こくもつ‐ひいく【穀物肥育】
食肉用の牛や羊などに出荷前の一定期間、大豆・トウモロコシなどの穀物を与えて育てること。肉に脂がのり、柔らかくなる。グレーンフェッド。→牧草肥育
こくもつ‐ほう【穀物法】
穀物生産者を保護するために穀物の輸出入を制限した英国の法律。特に1815年に制定、1846年に廃止されたものをいう。穀物条例。
こく‐もり【石盛】
太閤(たいこう)検地以降、検地によって耕地や屋敷を上・中・下・下々の四等級に分け、それぞれの等級に応じて公定された反当たりの標準収穫量。石高の算出や年貢賦課の基準ともなった。斗代(とだい)。