あのつ【安濃津】
三重県津市、または津港の古称。博多津(はかたのつ)・坊津(ぼうのつ)とともに三津(さんしん)の一。あののつ。
えいさあ
《囃子詞(はやしことば)から。多く「エイサー」と書く》沖縄本島とその周辺の盆踊り。三線(さんしん)・太鼓などの伴奏で歌い踊る。
かぎやで‐ふう【かぎやで風】
沖縄古典音楽の一。三線(さんしん)を伴う歌曲で、祝儀の席や演奏会などで冒頭に歌われる。本歌に「かぎやで風のつくり云々…」の歌詞があるところからの名称。原義は「鍛冶屋手風」とも「冠者手風」ともいう...
くいちゃあ
《多く「クイチャー」と書く》沖縄県宮古諸島の集団舞踊。祭礼や祝いの席などで、男女が円陣を組んで、歌を掛け合いながら勇壮に踊る。多く三線(さんしん)・太鼓を伴う。
さんが‐の‐つ【三箇の津】
薩摩(さつま)(鹿児島県)の坊津、筑前(福岡県)の博多津、伊勢(三重県)の安濃津。三津(さんしん)。
さん‐げん【三弦/三絃】
1 三味線の別名。地歌・箏曲(そうきょく)では正称とされる。 2 中国の弦楽器。外形は日本の三味線に似るが胴の両面には蛇の皮を張り、人差し指の指頭または義甲で弾く。琉球に伝来して三線(さんしん)...
さん‐ぶっしん【三仏身】
⇒三身(さんしん)
さん‐ぶつど【三仏土】
仏語。三身(さんしん)の居住する3種の仏土。法身仏(ほっしんぶつ)の法性土(ほっしょうど)、報身仏(ほうじんぶつ)の受用土(じゅようど)、化身仏(けじんぶつ)の変化土(へんげど)。
じゃび‐せん【蛇皮線】
《胴に蛇の皮を張るところから》沖縄の三線(さんしん)の本土での俗称。室町末に本土に伝わり、改造されて三味線となる。
つ【津】
三重県中部、伊勢湾に面する市。県庁所在地。もと藤堂氏の城下町。県行政・文教の中心地。古く、安濃津(あのつ)と称し、三津(さんしん)の一。平成18年(2006)1月、久居(ひさい)市や周辺8町村と...