むなし・い【空しい/虚しい】
[形][文]むな・し[シク] 1 空虚である。内容がない。「—・い言葉」 2 無益である。むだである。かいがない。「—・く時が過ぎる」「奮闘—・く敗退する」 3 かりそめである。はかない。「—・...
よこ‐にしき【緯錦】
横糸で色と文様を表した錦。中国の唐代に始まり、日本では奈良時代から作られはじめた。多くの色と大きな文様を織り出すことができる。ぬきにしき。→経錦(たてにしき)
ラスト‐スパート【last spurt】
1 陸上競技や水泳などで、ゴール近くで残った力を出しきって力走・力泳をすること。 2 物事の最終段階で、残った力を出しきってがんばること。「仕上げに向けて—をかける」
みずし‐どころ【御厨子所】
1 宮中で天皇の食事や節会(せちえ)の酒肴(しゅこう)をつかさどった所。内膳司(ないぜんし)に属し、後涼殿の西廂(にしびさし)にあった。 2 食物を調ずる所。台所。「下衆(げす)ども、皆はかばか...
りんだい【輪台】
雅楽の曲名。唐楽、盤渉(ばんしき)調で新楽の中曲。舞は四人の平舞で、常に青海波(せいがいは)の序として舞う。もとは中国西域地方の民俗楽舞といわれる。番舞(つがいまい)は敷手(しきて)。
わけ‐ら・し【訳らし】
[形シク] 1 わけがあるらしい。子細があるらしい。「この五木(ごもく)の中に—・しき文反古ありしに」〈浮・一代女・三〉 2 色めいている。粋らしい。「—・しき小袖の仕立」〈浮・五人女・四〉
りつ‐ちょう【律調】
雅楽で、律旋法に基づく調子。六調子のうちの平調(ひょうじょう)・黄鐘(おうしき)調・盤渉(ばんしき)調。律。⇔呂調(りょちょう)。
らん‐じゅく【爛熟】
[名](スル) 1 果実がくずれそうなまでに熟しきっていること。「—した実が落ちる」 2 物事が発達しきって、衰えの兆しさえ含んでいる状態になること。「—した文化」「—期」
りえき‐げんそく【利益原則】
刑事裁判において、検察官が被告人の犯罪事実を立証できない場合は、被告人の利益になるように判決を下すという原則。「疑わしきは罰せず」「疑わしきは被告人の利益に」と表現される。
みだり‐がわし・い【濫りがわしい/猥りがわしい】
[形][文]みだりがは・し[シク] 1 みだらである。好色でいやらしい。「—・い言葉」 2 規律・礼儀・風紀などが乱れている。「いと、—・しき御有様どもかな」〈源・横笛〉 3 整理されていなくて...