ま‐ゆみ【檀/真弓】
1 ニシキギ科の落葉低木。山野に生え、葉は楕円形で、対生。雌雄異株。初夏、緑白色の小花が集まって咲き、果実はほぼ四角形で、熟すと四つに裂けて赤い種子が現れる。古くは材で弓を作った。やまにしきぎ。...
何(なに)と無(な)・し
1 事物の状態や雰囲気などが、それと限定されないさま。これということもない。「空のけしきの、—・くすずろにをかしきに」〈枕・五〉 2 とり立てて言うに及ばない。平凡である。「—・き御歩きももの憂...
し‐しき【四職】
1 律令制で、左京職・右京職・大膳職(だいぜんしき)・修理職(しゅりしき)の称。ししょく。 2 室町時代、侍所(さむらいどころ)の長官を交替で勤めた、山名・一色・赤松・京極の四家。四殿衆。ししょく。
バッド‐プラクティス【bad plactice】
悪しき慣行。悪しき慣例。
にしき‐ぎ【錦木】
1 ニシキギ科の落葉低木。山野に自生。枝にコルク質の翼が四方につき、葉は楕円形で、秋に紅葉する。5月ごろ、黄緑色の小花が咲き、実は赤く熟す。庭木にされ、枝に翼のないものをコマユミという。ニシキギ...
はれ
[感] 1 謡物の囃子詞(はやしことば)。「新(あらた)しき年の始めにや斯くしこそ—斯くしこそ」〈催馬楽・新しき年〉 2 驚いたとき、また感嘆したときに発する語。あれ。まあ。「—、こりゃまた仕合...
なま・し【生し】
[形シク] 1 なまである。新鮮である。「—・しき鯛はいみじき物ななり」〈今昔・二八・三〇〉 2 十分に熟練していない。未熟である。「衆生の機—・しき時は感応なし」〈沙石集・二〉
腹(はら)悪(あ)・し
1 おこりっぽい。短気である。「大臣極めて—・しき人にて、目を嗔(いか)らかして」〈今昔・一九・九〉 2 意地悪い。腹黒い。「幼少の時よりして—・しきゑせ者の名を得候ひて」〈義経記・五〉
ひだり‐ゆがみ【左歪み】
1 左側がゆがんでいること。また、左の方へゆがむこと。 2 夫婦の身分や貧富がふつりあいであること。「貧しき者、たのしき妻(め)をまうくるは、—と云ふ事なれば」〈盛衰記・一〉
ま‐ほ【真秀/真面】
[名・形動ナリ] 1 よく整って十分なこと。完全なこと。また、そのさま。和歌では多く「真帆」に掛けて使われる。⇔偏(かたほ)。「しなてるや鳰(にほ)の湖に漕ぐ舟の—ならねども逢ひ見しものを」〈源...