しん‐と
[副](スル) 1 物音一つしないさま。静まりかえっているさま。「教室が水を打ったように—なる」 2 寒さ・音などが深く身にしみとおるさま。「土間へ入ると、—寒くて」〈康成・雪国〉
しん‐と【信徒】
その宗教を信仰する者。信者。
しん‐と【新渡】
《「しんど」とも》 1 新しく外国から渡来したこと。また、そのもの。「数万貫の銭貨、—の唐物(からもの)等、美を尽くして」〈太平記・三九〉 2 ⇒今渡(いまわた)り
しん‐と【新都】
新しく定められた首都。⇔旧都。
しん‐と【神都】
神のいる都。特に、伊勢神宮のある三重県伊勢市のこと。
しん‐とう【唇頭】
くちびるの先。くちさき。「笑声嗚咽(おえつ)共に—に溢れんとして」〈芥川・開化の殺人〉
しん‐とう【心頭】
心。心の中。「怒り—に発する」
しん‐とう【新党】
新しく結成された政党・党派。
しん‐とう【新刀】
1 新しく鍛えて作った刀剣。あらみ。 2 江戸時代、慶長年間(1596〜1615)以降に作られた刀剣。→古刀 →新新刀
しん‐とう【浸透/滲透】
[名](スル) 1 水などが、しみとおること。「雨水が地下に—する」「堤防の—破壊」 2 思想・風潮・雰囲気などがしだいに広い範囲に行きわたること。「新しい生活様式が国民に—する」 3 ある液体...