かぜ‐の‐はふり【風の祝】
風を鎮めるために、風の神を祭る行事。また、その行事をつかさどる神職。風の祝子(はふりこ)。「けさみれば木曽路の桜咲きにけり—にすきまあらすな」〈散木集・一〉
がっちり
[副](スル) 1 引き締まっていて丈夫そうなさま。頑丈なさま。がっしり。「—(と)したからだつき」 2 すきまなく組み合うさま。「—(と)手を握る」 3 抜け目なく物事をするさま。勘定高いさま...
かん【間】
[名] 1 物と物、場所と場所とを隔てる空間的な広がり。また、その距離。「天地の—」「その—約八キロ」「目睫(もくしょう)の—に迫る」 2 ある時点とある時点とのあいだ。あるひと続きの時間。「...
かん【間】
[音]カン(漢) ケン(呉) [訓]あいだ ま あい [学習漢字]2年 〈カン〉 1 二つの物のあいだ。ある範囲の中。「行間・区間・空間・巷間(こうかん)・山間・中間・民間・林間」 2 二つの...
からみ‐おり【絡み織(り)】
縦糸を互いに絡ませたものに、横糸を織り込んですきまを作った織物。羅(ら)・絽(ろ)・紗(しゃ)など。もじり織り。
がら‐がら
[副](スル) 1 物が崩れたりぶつかったりするときの、大きく響く音を表す語。「—(と)壁が崩れる」 2 引き戸の開閉や、堅い車輪の回転の音を表す語。「格子戸を—(と)開ける」「荷車が—(と)...
すか‐すか
[副] 1 切れ味がよく、思いのままに切れるさま。「茨など生いしげりて…—と切って払いて」〈鏡花・竜潭譚〉 2 鼻で数度、外気を強く吸い入れるさま。「あっちこっちに鼻先を振り向け、頻りに—息を...
すき‐ぎ【透(き)木】
茶道具の一。五徳を使わないで釜(かま)を風炉(ふろ)または炉にかけるとき、風炉と釜との間にすきまをつくるために風炉の縁に置く木片。キリ・ホオノキなどを用いる。
ろ‐ちりめん【絽縮緬】
絽のように織り目にすきまのある縮緬。
ぽかり
[副] 1 頭などを強くたたく音や、そのさまを表す語。ぽかっと。ぽかん。「—とげんこつを食わされる」 2 目や口などを開けるさま。また、ぼんやりしているさま。ぽかん。ぽっかり。「山頂に火口が—と...