とん‐しゅつ【遁出】
[名](スル)逃げ出すこと。「スパルタ人は—する者を捕て」〈竜渓・経国美談〉
とんし‐ゆ【豚脂油】
豚脂を精製したもの。無色で少し臭気がある。せっけんの原料や皮革油用。
とん‐しょ【屯所】
1 兵士などが詰めている所。 2 明治初めの警察署の称。
とんしょう‐ぼだい【頓証菩提】
仏語。速やかに悟りの境地に達すること。死者の追善供養のときなどに、極楽往生を祈る言葉として唱える。頓証仏果。速証菩提。
とん‐じ【豚児】
1 豚の子。 2 自分の子供をへりくだっていう語。豚犬。
とん‐じ【遁辞】
言い逃れの言葉。逃げ口上。「家主に対する—ではないのだろうか」〈梶井・瀬山の話〉
とん‐じき【屯食/頓食】
1 平安・鎌倉時代、宮中や貴族の宴会のとき、庭上で下仕えの者に賜る酒食をのせた台。また、そこにのせた食物。特に、強飯(こわめし)を卵形に握り固めたもの。 2 《「どんじき」と発音》江戸時代、京都...
とん‐じゃく【貪着】
[名](スル)仏語。むさぼり執着すること。物事にとらわれること。
とん‐じゃく【頓着】
[名](スル)《「貪着」と同語源。「とんちゃく」とも》深く気にかけてこだわること。執着すること。「相手の気持ちに—しない」
とん‐ちゃく【頓着】
⇒とんじゃく(頓着)