ま・す【在す/坐す】
[動サ四] 1 「ある」「いる」の意の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。「大君は千歳に—・さむ白雲も三船の山に絶ゆる日あらめや」〈万・二四三〉 2 「行く」「来(く)る」の意の尊敬語。いらっし...
まっ‐か【真っ赤】
[名・形動] 1 非常に赤いこと。充血して赤いこと。また、そのさま。「—な花」「西の空が—だ」「—になって怒る」「目を—にする」 2 全くそうであるさま。まるっきり。「—なにせ物」
まやかし‐もの【まやかし物】
いんちきな品。にせもの。
まるめ‐こ・む【丸め込む】
[動マ五(四)] 1 物を丸めて中に入れる。「たんすにセーターを—・む」 2 相手を自分の思うとおりに操る。まるめる。「言葉巧みに—・む」
まん‐りょう【万両】
サクラソウ科の常緑小低木。暖地の山林中に生え、高さ50センチ〜1メートル。葉は長楕円形で厚く、縁に波状のぎざぎざがある。夏、白い小花を散房状につけ、実は球形で赤く熟し、翌年春まで木に残る。正月に...
みそ‐かけ【御衣懸け】
《「みぞかけ」とも》衣服などを掛けておく家具。衣桁(いこう)。「練緒染緒(さみを)の—にせむ」〈催馬楽・高砂〉
み‐た・てる【見立てる】
[動タ下一][文]みた・つ[タ下二] 1 見て選び定める。選定する。「着物の柄を—・てる」 2 病気を診断する。また、鑑定する。「医者が—・てたところでは軽傷らしい」「絵を—・てる」 3 別のも...
み‐どり【見取り】
1 見て多くのものの中から選び取ること。「より取り—」 2 歌舞伎・人形浄瑠璃で、通し狂言にせず、見所のある幕・段を選び集めて上演すること。宝暦(1751〜1764)ごろに始まり、歌舞伎で明治以...
み‐まくさ
《「まくさ」は真草か》稲のこと。「さみだれに裳(も)すそぬらして植うる田を君が千年(ちとせ)の—にせむ」〈栄花・御裳着〉
み‐まくさ【御秣/御馬草】
秣(まぐさ)を尊んでいう語。「この岡に草刈る童(わらは)な然(しか)刈りそねありつつも君が来まさむ—にせむ」〈万・一二九一〉