しも‐の‐よもぎ【霜の蓬】
霜にあって枯れている蓬。乱れた白髪のたとえ。「見るもうしむかふ鏡の秋の影おとろへまさる—は」〈続後拾遺・雑下〉
どじ
[名・形動]《歴史的仮名遣いは、通常「どぢ」とするが、語源不明》間の抜けた失敗をすること。また、そのさま。へま。「—なまねをする」「—な奴」
どじを踏(ふ)・む
間の抜けた失敗をする。へまをやる。「取引で—・む」
とう・ぶ【賜ぶ/給ぶ/食ぶ】
《「たまう」あるいは「たぶ」の音変化で、主として平安時代に用いた》 [動バ四] 1 「与える」「授ける」の意の尊敬語。上の人から下の人へ与える。お与えになる。くださる。「たまう」よりも与える相...
で‐たち【出立ち】
1 出かけるときの服装。転じて、身なり。いでたち。「書生羽織を着た寛闊—である」〈魯庵・社会百面相〉 2 出発。旅立ち。また、物事の始まり。「たやすく弥陀の浄土へまゐりなんずるための—なり」〈蓮...
せ‐がえし【背返し】
古い着物を縫いなおすとき、前身頃(みごろ)の縫い込みを背の方へまわすこと。
し‐がく【仕覚】
[名](スル) 1 才覚。くふう。やりくり。「京へまた出て生活(くら)すように—しよう」〈露伴・椀久物語〉 2 たくわえ。用意。「三年越しの長煩ひだから—がねえと思ひなせえ」〈滑・浮世風呂・二〉
とっけ‐も‐な・い
[形]思いもよらない。途方もない。とんでもない。「野ごし山ごし、—・い所へうろたへまする」〈鳩翁道話・一〉
インフルエンザ‐ウイルス【influenza virus】
インフルエンザを起こすウイルス。A型・B型・C型の3種類に大別される。A型とB型は伝播力が強く、大きな流行を起こすことがある。A型ウイルスは、ウイルスの表面に突出するヘマグルチニン(HA)とノイ...
エーがた‐インフルエンザウイルス【A型インフルエンザウイルス】
ウイルス内部の抗原性の違いからA・B・C型の3種類に分類されるインフルエンザウイルスのうちA型に分類されるウイルスの総称。鳥類や人・豚・馬などの哺乳類に感染する。 [補説]A型ウイルスは、カモ類...