か‐てい【仮定】
[名](スル) 1 未定のこと、不確かなことを仮にこうと定めること。また、仮に定めた事柄。「今ここにコップがあると—してみよう」「—の上に立って物を言う」 2 論理学などで、ある命題を導き出す推...
かみいちだん‐かつよう【上一段活用】
動詞の活用形式の一。語形が、五十音図の「イ」段の音(または、それに「る」「れ」「よ」「ろ」のついた形)だけで語形変化するもの。「エ」段だけで語形変化する下一段活用に対していう。文語、口語ともにあ...
かなでほんちゅうしんぐら【仮名手本忠臣蔵】
浄瑠璃。時代物。11段。竹田出雲・並木千柳(宗輔(そうすけ))・三好松洛(みよししょうらく)らの合作。寛延元年(1748)大坂竹本座初演。赤穂義士のあだ討ちに取材したもの。人形浄瑠璃・歌舞伎の代...
か‐やく【加薬】
1 漢方で、主薬の薬効を増すため、または飲みよくするために、少量の補助薬を加えること。また、その薬。 2 食物に添える香辛料。サンショウ・ショウガ・ネギなど。やくみ。 3 主に関西で、五目飯・う...
かずら‐ばし【かずら橋】
徳島県西部、三好(みよし)市西祖谷山(にしいややま)村善徳(ぜんとく)にある吊り橋。シラクチカズラを主材料にしてつくられた橋で、吉野川支流の祖谷川上流に架かり、長さ45メートル、幅2メートル、谷...
から‐くち【辛口】
1 酒などの口当たりが辛いもの。また、辛みのある食べ物で、特に辛さの強いもの。「—の酒」「—のカレー」⇔甘口。 2 甘みよりも辛みを好むこと。また、その人。辛党。⇔甘口。 3 辛辣(しんらつ)な...
かっぽれ
大道芸の一。江戸末期、住吉踊りの影響を受けて願人坊主が始めたもの。明治中期が全盛で、歌舞伎・寄席にも取り入れられた。また、その際にうたわれる俗謡。 歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)。本名題「初...
かすが‐の【春日野】
奈良市、春日山の麓一帯の野原。[歌枕]「—の飛火の野守いでてみよ今いくかありて若菜つみてむ」〈古今・春上〉
いや【祖谷】
徳島県三好(みよし)市の祖谷川・松尾川両流域一帯の称。平家落人(おちうど)伝説を伝える集落が多い。
いや‐けい【祖谷渓】
《「いやだに」とも》徳島県西部、三好(みよし)市にある渓谷。吉野川支流の祖谷川に約10キロメートルにわたり深いV字谷を刻む景勝地。一帯は平家落人(おちうど)の隠れ里(隠田(おんでん)集落)があっ...