かん‐どころ【勘所／甲所／肝所】
１ 三味線などで、音調を整えるために指で弦を押さえるところ。つぼ。 ２ はずすことのできない大事なところ。肝心なところ。急所。「—を心得た仕事ぶり」
めすり‐なます【目擦り膾】
《「目擦り」は、カエルが目をこするという俗説から》カエルを熱湯に入れて皮をむき、芥子酢(からしず)であえた昔の料理。
そば‐め【側目】
わきの方から見ること。第三者として見ること。また、その見えるようす。はた目。「—には上品に見える」
ひき‐たが・う【引き違ふ】
［動ハ下二］ １ 方向を変える。「あやめ草—・へたる袂には昔を恋ふる音(ね)ぞかかりける」〈新古今・哀傷〉 ２ 今までとはすっかり変える。「うつし心をば—・へ、たとしへなくよろづ忘るるにも」〈紫...
もえ【燃え】
燃えること。燃えるぐあい。「たき火の—が悪い」
うち‐あ・げる【打（ち）上げる／打（ち）揚げる】
［動ガ下一］［文］うちあ・ぐ［ガ下二］ １ 空高く上げる。「外野フライを—・げる」「ロケットを—・げる」 ２ 波が物を岸辺に運び上げる。また、波が打ち寄せて岸に上がる。「浜に—・げられた海藻」「...
だ【拿】
［音］ダ（漢） ナ（呉） とらえる。つかまえる。「拿獲・拿捕」 ［難読］拿破崙(ナポレオン)
うち‐あげ【打（ち）上げ／打（ち）揚げ】
１ 空高く上げること。「気象衛星の—」 ２ ㋐芝居や相撲などの興行を終えること。 ㋑事業や仕事などを終えること。また、その終了を祝う宴。 ３ 「打ち上げ花火」の略。 ４ 能楽の囃子(はやし)や歌...
ひき‐と・る【引（き）取る】
［動ラ五（四）］ １ その場を立ち去る。退く。「奥の間へ—・る」「どうぞお—・りください」 ２ ㋐手もとに受け取る。引き受けて手もとに置く。「売れ残りを—・る」 ㋑引き受けて世話をする。「遺児を...
勘所(かんどころ)を押(お)さ・える
１ 物事の肝心な点をしっかりとらえる。「話の—・えた質問」 ２ 三味線などの弦の正しい位置を指で押さえる。
