引（き）取る（ひきとる）とは？意味・読み方・使い方

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意味
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慣用句
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ひき‐と・る【引（き）取る】
の解説

［動ラ五（四）］

１その場を立ち去る。退く。「奥の間へ—・る」「どうぞお—・りください」

２
1. ㋐手もとに受け取る。引き受けて手もとに置く。「売れ残りを—・る」
2. ㋑引き受けて世話をする。「遺児を—・る」

３話のあとを受けて、言葉を続ける。「発言者の言葉を—・って司会者が説明を加える」

４（「息を引き取る」の形で）息が絶える。死ぬ。「病院で息を—・る」

５引っ張って奪い取る。
1. 「君にかく—・られぬる帯なればかくて絶えぬる中とかこたむ」〈源・紅葉賀〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

引取るの例文(4)

出典：青空文庫

･･･たってあの阿母さんは引き取るか貢ぐかしなけりゃならないのだが、まあ大･･･小栗風葉「深川女房」
･･･この細君が後年息を引き取る時、亭主の坂田に「あんたも将棋指しなら、あ･･･織田作之助「可能性の文学」
･･･れても、子供を無理に引き取る気の出なかったのは、いずれ帰参がかなうか･･･織田作之助「夫婦善哉」

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