きしり
[副] 1 物がきしんで鳴る音を表す語。「棚板が—と音を立てる」 2 すきまなく詰まるさま。ぴったり。きっちり。「鬂先(びんさき)のみ—ととりまはしたるを」〈色道大鏡・二〉
きしり【軋り】
1 きしること。また、その音。 2 人と人との間の争い。軋轢(あつれき)。
きしり‐あ・う【軋り合う】
[動ワ五(ハ四)]堅い物が互いに強くこすれ合って音を立てる。「荷車の車輪と心棒とが—・う」
キシリトール【xylitol】
食品添加物の甘味料の一種。樹木や野菜などに含まれる成分キシランが原料。ダイエットや虫歯予防に利用されている。
キシリル【xylyl】
キシレンのベンゼン環上の水素原子1個を除いた残りの原子団。(CH3)2C6H3-で表される1価の基。アリール基の一つ。キシリル基。ジメチルフェニル。ジメチルフェニル基。
キシリル‐き【キシリル基】
⇒キシリル
きし・る【軋る/轢る/輾る】
[動ラ五(四)] 1 堅い物が強くすれ合って音を立てる。きしむ。「雨戸の—・る音」 2 すれ合わんばかりに近づける。「舷(ふなばた)を—・り艫舳(ともへ)を双(なら)べたれば」〈太平記・一六〉 ...
キシルロース【xylulose】
単糖類の一。無色のシロップ状。ケトン基をもつケトースであり、その構造からペントースに分類される。D型とL型の光学異性体がある。
キシレン【xylene】
芳香族炭化水素の一。ベンゼンの水素二つをメチル基で置換したもの。オルト・メタ・パラの3種の異性体がある。有毒で引火性のある無色透明の油状液体。石油の改質油から抽出される。塗料・有機溶剤・合成樹脂...
キシレン‐じゅし【キシレン樹脂】
メタキシレンとホルマリンとを硫酸の存在下で加熱して得られる熱硬化性樹脂。電気絶縁材・ゴム改良材などに利用。