じょうだん【冗談】
《原題、(ドイツ)Der Scherz》ハイドンの弦楽四重奏曲第38番変ホ長調の通称。1781年作曲。ロシア四重奏曲の第2番。全4楽章。通称は最終楽章におけるユーモアに満ちた終端部に由来する。
そのやま‐しゅんじ【園山俊二】
[1935〜1993]漫画家。島根の生まれ。早大在学中から漫画家としての活動を始める。飄々(ひょうひょう)としたタッチでほのぼのとした日常を描くユーモア漫画が、広い読者層を得る。代表作「ギャート...
たいしゅう‐ぶんがく【大衆文学】
大衆の興味を主眼とし、その娯楽的要求にこたえて書かれた文学。時代小説・家庭小説・推理小説・ユーモア小説など。大衆文芸。→純文学
たくま‐ざる【巧まざる】
[連語]当人が意識しないで自然に表れる。「—ユーモア」
ドクトルまんぼうこうかいき【どくとるマンボウ航海記】
北杜夫の旅行記的エッセー。昭和35年(1960)刊。水産庁の漁業調査船での船医としての体験をユーモアあふれる筆致で描き、ベストセラーとなる。「どくとるマンボウ」シリーズの第1作。
のりそだそうどうき【ノリソダ騒動記】
杉浦明平の小説。昭和28年(1953)刊。地方ボスと共産党地区細胞の、ノリ漁業権を巡る政治抗争を、ユーモアを交えて描いたルポルタージュ文学。
はくぶつし【博物誌】
《原題、(ラテン)Historia Naturalis》古代ローマの理科全書。大プリニウス著。77年完成、全37巻。当時の博物学の集大成で、総項目数は2万。
《原題、(フランス)Histoi...
はや‐うた【早歌】
1 神楽歌(かぐらうた)の一。小前張(こさいばり)の部の最後にうたわれる歌。ユーモアに富んだ歌詞で、テンポも速い。 2 「宴曲(えんきょく)」に同じ。
ひゃっきえんずいひつ【百鬼園随筆】
内田百閒による随筆集。昭和8年(1933)刊行。師である夏目漱石の思い出や、自身の借金にまつわるエピソードなどを、ユーモアを交えつつ綴る。
ヒューモア【humor】
⇒ユーモア