いちにん‐かいしゃ【一人会社】
株式の全部を一人が所有している会社。数人の株主または社員がいても、一人が大部分の株式または持ち分を所有している場合も含まれる。
一人(いちにん)虚(きょ)を伝(つた)うれば万人(ばんにん)実(じつ)を伝(つた)う
一人がうそを言いふらすと、これを聞いた多くの人は、それを真実のこととして言い広めるものである。一犬虚に吠(ほ)ゆれば万犬実を伝う。
いち‐にんしょう【一人称】
文法で、人称の一。話し手、書き手が自分自身また自分自身を含む仲間をさす語。日本語では「わたくし」「わたくしたち」「ぼく」「ぼくら」「われ」「われわれ」など。第一人称。自称。→人称
いちにん‐とうせん【一人当千】
《「いちにんとうぜん」とも》一人で多勢にあたるほどの力があること。一騎当千。「聞えたる—の剛の者あり」〈義経記・三〉
いちにん‐まえ【一人前】
1 一人に割り当てる量。ひとりぶん。ひとりまえ。「—の料理」 2 成人であること。また、成人の資格・能力があること。ひとりまえ。「—のことを言う」「—に扱う」 3 技芸・学問などが一応の水準に達...
いち‐の‐かみ【市正】
律令制の市司(いちのつかさ)の長官。東西に各一人。
いち‐はや・し【逸早し/逸速し】
[形ク]《「いち」は、勢いのはげしい意の接頭語、「はやし」は、激しい、鋭いなどの意》 1 霊威・霊験が著しく恐ろしい。「熱田神(あつたのかみ)、—・くおはしまして…やがてたち所に、罰せさせおはし...
いちばつ‐ひゃっかい【一罰百戒】
罪を犯した一人を罰することによって、他の大勢の戒めにすること。
いち‐ぶん【一分】
1 一身の面目。一人前の人間としての名誉。体面。「—がすたる」 2 10に分けたものの一つ。転じて、ごくわずかな部分。「衆生の中に—の仏性无(な)き者有りと云ふ」〈今昔・四・二八〉 3 自分ひと...
一木(いちぼく)大廈(たいか)の崩(くず)るるを支(ささ)うる能(あた)わず
《「文中子」事君から》大きい建物が倒れようとしているのを、1本の木ではとうてい支えきれるものではない。大勢が傾きかけているときは、一人の力ではどうすることもできないというたとえ。大廈の顛(たお)...