ブレス【breath】
[名](スル)呼吸すること。息つぎ。「上手に—する水泳選手」
へた【下手】
[名・形動]《「はた(端)」あるいは「へた(端)」の変化で、奥深くない意からか》 1 物事のやり方が巧みでなく、手際が悪いこと。また、そのさまや、その人。「泳ぎが—な人」「字をわざと—に書く」「...
ほう‐し【拍子】
《「はくし」の音変化》 1 ひょうし。また、ひょうしをとること。「—たがはず、上手めきたり」〈源・紅葉賀〉 2 「笏拍子(しゃくびょうし)」の略。「あるかぎりの人、—あはせて遊び給ふ」〈宇津保・俊蔭〉
ほ‐つ‐て【最つ手/秀つ手】
《「つ」は「の」の意の格助詞》すぐれた腕前。りっぱな技術。上手。「壱岐(ゆき)の海人(あま)の—の占部(うらへ)をかた焼きて」〈万・三六九四〉
ほん‐はなみち【本花道】
歌舞伎劇場で、舞台に向かって左の方(下手)にある常設の花道。右の方(上手)に仮設される仮花道に対していう。
まく‐だまり【幕溜まり】
劇場で、開けた引き幕をためておく場所。舞台の上手(かみて)・下手(しもて)にある。
まさ‐な・し【正無し】
[形ク]《「予想される通常の状態ではない」の意を表す語》 1 好ましくない。みっともない。ぐあいが悪い。「声高になのたまひそ…、いと—・し」〈竹取〉 2 よろしくない。いけない。「何をか奉らむ、...
みす‐うち【御簾内】
1 垂れ下がったみすの内側。 2 人形浄瑠璃の劇場で、舞台上手上部のすだれの内側の狭い部屋。修業中の太夫(たゆう)・三味線弾きの演奏場所。転じて、未熟な義太夫語り。 3 歌舞伎で、すだれの掛かっ...
みとむ‐な・い
[形][文]みとむな・し[ク]《中世・近世語》「みとうもない」の音変化。「狩りの門出に、—・いやつめが行きをる事ぢゃ」〈狂言記・鹿狩〉 「貴公の形(なり)はあまり—・い」〈咄・聞上手〉
むか・う【向かう】
[動ワ五(ハ四)] 1 ある物・方向を正面に見るように位置する。顔やからだをその方向に向ける。「鏡に—・って化粧する」「舞台に—・って右側を上手という」 2 相手とする。「親に—・って生意気な...