悪妻(あくさい)は六十年(ろくじゅうねん)の不作(ふさく)
悪妻をもつと、夫は一生不幸であるということ。悪妻は百年の不作。
あくとくのさかえ【悪徳の栄え】
《原題、(フランス)L'Histoire de Juliette ou les Prospérités du vice》サドの長編小説。1797年刊。修道院で育てられた娘ジュリエットが、道徳や宗...
あんやこうろ【暗夜行路】
志賀直哉の長編小説。大正10〜昭和12年(1921〜1937)まで断続的に発表。不義の子として生まれた時任謙作(ときとうけんさく)が、結婚後、妻の過失という不幸を背負いながら、心の調和と平安を見...
いい‐きみ【好い気味】
[名・形動]他人の失敗や不幸を喜んで、いい気持ちになっていること。また、そのさま。「ざまみろ、—だ」
い‐もん【慰問】
[名](スル)不幸な境遇の人や、災害・病気で苦しんでいる人などを見舞うこと。「老人ホームを—する」「—品」
いらず‐やま【入らず山】
立ち入ると不幸が起きるという禁忌の山。癖山(くせやま)。癖地(くせち)。
いん‐が【因果】
[名] 1 原因と結果。また、その関係。 2 仏語。前に行った善悪の行為が、それに対応した結果となって現れるとする考え。特に、前世あるいは過去の悪業(あくごう)の報いとして現在の不幸があるとす...
いんが‐と【因果と】
[副]困ったことに。不幸にも。「—思い断(き)る事が出来ない」〈二葉亭・浮雲〉
いん‐ごう【因業】
[名・形動] 1 仏語。何らかの結果を生む原因になる行為。また、因と業。 2 《前世の悪業が原因で招いた性格や運命の意から》 ㋐頑固で思いやりのないこと。また、そのさま。「—なやり方で借金を取り...
うきよ‐がたり【浮世語り】
この世のつらいこと、不幸なことについて語ること。また、世間話。浮世話。「わが身の上になりぬべき、—も恥づかしや」〈謡・山姥〉