なつ‐がれ【夏枯れ】
1 植物が、夏の暑さのために生気を失うこと。 2 夏、特に商店・劇場・料亭などが、客足が減って不景気になること。《季 夏》
なん‐じゅう【難渋】
[名・形動](スル) 1 物事の処置や進行がむずかしくてすらすらいかないこと。また、そのさま。「交渉は—している」「風俗史を編成すること頗る—なる業なるのみか」〈逍遥・小説神髄〉 2 困ること。...
はたらき‐ぐち【働き口】
賃金を得るために働くところ。「不景気で—がない」
鼻(はな)の下(した)が干上(ひあ)が・る
収入がなく、生活ができなくなる。口が干上がる。「不景気で—・る」
パラダイム‐シフト【paradigm shift】
ある時代・集団を支配する考え方が、非連続的・劇的に変化すること。社会の規範や価値観が変わること。例えば、経済成長の継続を前提とする経営政策を、不景気を考慮したものに変えるなど。パラダイムチェンジ...
ふき‐まく・る【吹き捲る】
[動ラ五(四)] 1 風が激しく吹きつづける。「台風が一晩中—・った」「不景気風が—・る」 2 大げさなことや自慢話などを、とめどなくしゃべる。「ほらを—・る」
ふ‐じるし【不印】
[名・形動]《「不」で始まる語を略して「印」を付けたもの。「ぶじるし」とも》 1 不首尾。「校中の評判は—だそうだネ」〈逍遥・当世書生気質〉 2 不景気。「連年の—で皆も困るであろう」〈木下尚江...
ふな‐ま【船間/舟間】
1 船の入港のとだえている間。「地獄もっての外の不景気にて、弘誓(ぐぜい)の船の—なり」〈洒・和漢同詠道行〉 2 船の入港がとだえて物品が入らないこと。物資が欠乏すること。「野暮(やぼ)と化け物...
ふゆ‐がれ【冬枯れ】
1 冬になって、草木が枯れはてること。また、その寒々とした冬の景色。《季 冬》「—や雀のありく戸樋(とひ)の中/太祇」 2 冬季に、商店などで客足が減って不景気になること。特に2月をいう。→夏枯れ
まん‐せい【慢性】
1 症状はあまりひどくないが、治りにくく、経過が長びく病気の性質・状態。⇔急性。 2 望ましくない状態が長く続くこと。「—化した不景気」