え‐だん【え段/エ段】
五十音図の第四段に並び、エ母音を含む音節の総称。「え・け・せ・て・ね・へ・め・え・れ・ゑ」のこと。え列。
お
1 五十音図ア行の第5音。五母音の一。後舌の半閉母音。[o] 2 平仮名「お」は「於」の草体、片仮名「オ」は「於」の偏から変化したもの。
おおや‐とおる【大矢透】
[1851〜1928]国語学者。新潟の生まれ。片仮名・万葉仮名・漢字音・五十音図の変遷を研究、多くの業績を残した。著「仮名遣及仮名字体沿革史料」「仮名の研究」など。
お‐だん【お段/オ段】
五十音図の第五段に並び、オ母音を含む音節の総称。「お・こ・そ・と・の・ほ・も・よ・ろ・を」のこと。お列。
おんぎ‐せつ【音義説】
国語の各音、また五十音図の各行の音に固有の意義を認めて語義を説き、語源解釈をしようとする説。平田篤胤(ひらたあつたね)などにより、主に江戸時代に唱えられた。
おん‐ず【音図】
ある言語の音韻をまとめて図表にしたもの。日本語の五十音図など。
おん‐つう【音通】
1 五十音図の同行または同段の音と音が転換する現象。「たけぼうき」と「たかぼうき」、「ぬかご」と「むかご」の類。 2 漢字で、同一字音を通用すること。「寤(ご)」を「悟」に通用する類。 3 俳句...
か
1 五十音図カ行の第1音。軟口蓋の無声破裂子音[k]と母音[a]とから成る音節。[ka] 2 平仮名「か」は「加」の草体。片仮名「カ」は「加」の偏。 [補説]歴史的仮名遣いの合拗音「くゎ」は現代...
か‐ぎょう【か行/カ行】
五十音図の第2行。か・き・く・け・こ。
かぎょう‐へんかくかつよう【カ行変格活用】
動詞の活用形式の一。語形が、文語では「こ・き・く・くる・くれ・こ(こよ)」、口語では「こ・き・くる・くる・くれ・こい」のように、五十音図カ行のキ・ク・コ三段の音で語形変化する類例のない活用。文語...